「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
心を揺さぶる家族の絆と裏切り
「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」は、ただのドロドロした家庭ドラマではない、心の動きを巧みに描いた作品です。
主人公・岡谷渉の妻・綾香の不倫をきっかけに、渉が愛娘・心寧の親権を得るために奮闘する姿は、親としての愛情と絶望が交錯する様子をリアルに映し出しています。
特に渉が自宅のベランダから自撮り棒を使って不倫の証拠を掴もうとするシーンは、彼の切実さと同時に、どこかコミカルな一面も見せ、ドラマに深みを加えていました。
綾香のキャラクターも興味深いです。彼女の行動一つ一つが、感情を揺さぶります。特に、渉への嫌がらせがエスカレートする場面では、彼女の心理状態が複雑に絡み合い、ただの悪女ではない多面性を感じさせます。
また、綾香と不倫相手・司馬マサトの関係も、ただの不倫以上の何か深い絆や計算が感じられ、二人の関係性にも目が離せません。
しかし、このドラマの真髄は、渉と娘・心寧の関係にあります。渉が心寧のために奔走する姿は、親子の絆の強さを感じさせ、時には胸が締め付けられるような感動を覚えます。
心寧が公園でケガをした際、渉が妻・綾香に責められるシーンは、家族内の葛藤と愛情が見事に表現されていました。
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「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛」の作品情報
基本情報
タイトル | 離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛 |
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読み方 | りこんしないおとこ されおっととあくよめのだましあい |
原作 | 大竹玲二 |
脚本 | 鈴木おさむ |
ドラマ放送期間 | 2024年1月20日〜 |
話数 | 全?話 |
ドラマ放送局 | テレビ朝日系 |
作品概要・あらすじ内容
『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』は、鈴木おさむが脚本を手がけた刺激的なリコン・ブラックコメディです。伊藤淳史演じる主人公・岡谷渉は、日々の生活の中で突如として妻・綾香(演者未公開)の不倫現場に遭遇します。
この衝撃的な出来事をきっかけに、彼は自身の人生を一変させる決断を下します。会社での出世を捨て、在宅ワークに切り替えることで、7歳になる一人娘・心寧の親権獲得を目指します。
岡谷は、日本の司法の厳しい現実、すなわち父親の親権獲得率がわずか1割という高い壁に直面しながらも、娘のためならどんな困難も乗り越えるという強い決意を見せます。
このドラマでは、岡谷が敏腕弁護士・財田トキ子(水野美紀)の助けを借り、探偵・三砂裕(佐藤大樹)と共に不倫の証拠収集に奔走する様子が描かれます。
岡谷の心情に揺れ動く複雑な心理描写と、社会の厳しい現実と向き合う姿勢が、視聴者の心をつかむポイントです。緊迫感あふれるストーリーラインと魅力的なキャストの演技が、このドラマの見どころとなっています