「火の鳥 エデンの宙」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
良リメイク
話のテンポの良さ、今も色褪せないSF設定、
火の鳥特有の人の愚かさと、人の素晴らしさがいい塩梅にブレンドされていて
とても満足できました。
私個人の意見ですが、火の鳥の望郷編はシリーズでも一番影が薄いと言うか
パッとしないイメージがあったので、この仕上がりにはおどろきました。
映画を観た後、漫画版を読み返しましたが、
時代に合わせて今風に色々な箇所がリメイクされていることに気づき、
改めてとてもよく作り替えられた脚本であったと思いました。
他編の映画化も期待しています。
壮大なテーマと描写のバランス
「火の鳥 エデンの宙」は、その壮大なテーマと物語に引き込まれる作品でした。特に、手塚治虫の原作の世界観を基に展開されるストーリーは、深く考えさせる要素が豊富に含まれていました。
また、音楽も作品の雰囲気に合っており、特にロミ役の宮沢りえさんの演技は素晴らしかったです。
一方で、悪かった点としては、火の鳥の描写が少なく、その存在意義が不明瞭であったことが挙げられます。手塚治虫の原作漫画となる「火の鳥」を読んだことがない人は意味が分からなかったのではないでしょうか。
また、ジョージ役の窪塚洋介の声優としての演技にも違和感がありました。俳優としての演技力は間違いないと思いますが、アニメのキャラクターに声を吹き込むのはまた違った技術力が求められるので、本職の声優さんを起用して欲しかったです。
全体的に見て、『火の鳥 エデンの宙』は、その壮大なテーマと物語、そして手塚治虫の世界観を基にしたストーリーで、視聴者を引き込むことができる作品でした。
しかし、火の鳥の描写や一部の声優演技には改善の余地があり、これらの点が改善されれば、更に素晴らしい作品となるでしょう。
今年の11月3日にはエンディングが異なる「エデンの花」が劇場版映画として公開されるようなので、こちらも楽しみです。
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「火の鳥 エデンの宙」の作品情報
基本情報
タイトル | 火の鳥 エデンの宙 |
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読み方 | ひのとり エデンのそら |
原作 | 手塚治虫「火の鳥 望郷編」 |
アニメーション制作会社 | STUDIO 4℃ |
アニメ配信期間 | 2023年9月13日~ |
話数 | 全4話 |
アニメ配信サイト | ディズニープラス |