魔女の旅々

魔女の旅々
(C) 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会
4.2
5つ星のうち4.2 (合計5レビュー)
★540%
★440%
★320%
★20%
★10%

「魔女の旅々」みんなの感想評価とネタバレ考察

「可愛い魔女」が旅をする中で出会う人たち

2021年6月3日

魔法が普通にある世界、魔法を使う魔女が免許制の世界の話ですが、主人公がかわいい推しです。自信たっぷりな主人公が師匠の元で初めて経験する壁、そしてそれを乗り越え魔女として旅に出る。という前提ですが異世界の街並みや世界観はとてもいいです。

ほうきで飛ぶため、空中から直接入っていける入り口など、中世の街並みながらも異世界感がありワクワクします。主人公は旅に出てからも自分は可愛い魔女!という自信があるので、そういう気が強いけども優しい女の子が好きな方は合うと思います。

また、魔法がある世界ならではの悩みや諍いを抱えた人たちと、魔女である主人公が行く先々で出会うのですが、全てがハッピーエンドで終わるわけではないのがまた良い。呪いの花畑や魔女になるための試験に落ち続ける女の子。

親友を救いたいがために時間を遡る魔法を作り、主人公と共に時間を遡る話はサスペンス要素もあり面白かったです。

また、終盤主人公の師と学校で再会するのですが、そこから師と師の友人、そして主人公の母とのつながりが明らかになり「魔女の旅」というテーマにつながる部分が明らかになるので、きれいにまとまっているのでスッキリ見終わることができます。

魔法が生活と密接につながっているので、そういった世界観を重視する方にはおすすめです。

フリット

魔女イレイナの美しき旅の記録

2021年6月1日

イレイナが可愛くて、ちょっと驕っているというか、自信過剰な所もありますが、それがとても可愛いです。その性格を両親が見抜いていたのには笑いました。特におかあさん、さすがです。特に3話と4話が好きです。

絵が可愛くて、色合いも明るくきれいなので、明るめの話なのかなーなんて思ってたら、ここでちょっとダークになる。旅は決して楽しいだけのものではないのが、ここで分かります。

3話瓶詰めの幸せ、なんて悪意無き善意が悲劇を生むという…正直好きです、こういう話。3話は相当好きな話です。ましてやこの時、イレイナには何もできないっていうのが…魔法があってもどうにもならないことがある、この世界観が好きです。

ストーリー、音楽、キャラ、どれをとっても大満足です。イレイナの旅はまだまだですので、2期に期待ですね。

名木トウヤ

面白い作品なので是非見てください!

2021年6月1日

まず初めにイレイナがすごく可愛いです。毎話最初にある「○○をしている美女は、誰でしょう?そう私です。」というセリフが特に大好きです。ストーリーで一番印象的に残っているのは、第9話です。

ある魔女からの依頼で10年前にタイムスリップして、事件が起こる前に阻止して親友を助けようとします。しかしその親友こそが犯人だったのです。大好きな親友に裏切られて、その怒りで記憶と引き換えに魔法を使い、親友を殺してしまいます。

思い出を消してしまいたいほど、辛い気持ちだったのかと思うとすごく悲しいです。その時何も出来なかったイレイナは、泣きながら「私は、ただの旅人で、まだまだ未熟な魔女なんだな」と言いました。

何も出来なかった事がよほどショックだったんだなと思いました。自分だったら逃げらしているかもしれないです。なので逃げないで向かいあえるイレイナは、すごいなと思いました。

最後に作画は、綺麗だと思います。特に背景がとっても美しくて好きです。

ネコッチ

そう、私です

2021年6月1日

この作品は魔女のイレイナ(CV.本渡楓)がいろいろな街を旅しながら、問題を解決していくというような話で、キノの旅に近いストーリー形態をしている。

明るい話から暗い話、けっこうグロい話など、毎回様々な話をこのアニメひとつで見ることができるため、1クールがあっという間に終わる。また、主人公のイレイナもなかなかいい性格をしているので、それでくすりと笑えることも多い。

加えて、それを本渡楓が演じているのも良い。彼女の声が生意気なイレイナにとてもあっている。毎週異なる話が続くようなアニメが好きな人、生意気な美少女キャラが好きな人はきっと好きだろう。

ちなみに私の一番のお気に入りの回はイレイナがワインを作る回である。

まあちゃん

日常系冒険アニメの確率

2021年6月1日

冒険と日常系アニメは対極にあると今まで思っていましたが、このアニメはそれを両立していました。

魔女になりたいと志願してから修行を終え、一人前となった魔女が旅に出て、その先々で起こる問題を解決していくはずなのですが、登場人物が可愛い女の子が多く、そして性格もおっとりしていて抜けの多い主人公なので、ほのぼのとした展開になっています。

ただ途中で出てきた花の回と、女王しかいない国の回では、いつもとは違ってホラーチックな展開で、なおかつ哲学的な部分や、倫理的な部分も考えさせられるので様々なジャンルの入り混じった、単調で飽きることのない素晴らしいアニメだと思います。

とても面白かったので続編があるならば、是非やって欲しいと思っています。

ゆきち

「魔女の旅々」の感想を書く(ネタバレ考察あり)

「魔女の旅々」の作品情報

基本情報

タイトル 魔女の旅々
読み方 まじょのたびたび
原作 白石定規
アニメーション制作会社 C2C
アニメ放送期間 2020年10月~12月
話数 全12話
アニメ放送局 AT-Xほか
声優(CV)・キャスト イレイナ役:本渡楓
サヤ役:黒沢ともよ
フラン役:花澤香菜
シーラ役:日笠陽子
アムネシア役:小原好美
ヴィクトリカ役:伊藤静
ミナ役:高橋未奈美

あらすじ・ストーリー

あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。

この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。

そして同じ数だけの——

「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」

そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

引用元:「魔女の旅々」公式サイト

PV予告動画