【時光代理人】アニメ感想評価とネタバレ考察！面白い？つまらない？

現実にはない能力なのに、普通に受け入れられてるのが違和感として残った。CG処理？とかって思わないのかなとか。ここで泣くでしょ、感動するでしょって感じの王道な持っていき方に共感できなかった。

後半が面白いと言われても観るのが苦痛になる。音楽も聞き慣れると普通で、平坦だなと思った。三回目は聞きたくなくなった。

中国人が面白いと思うものを知るには良いのかも。

物語は、依頼者が持ってきた写真に入れるトキと未来が見えるヒカルが依頼をこなしていく物語です。一話のエマの話がバットエンドだったので、2話もバットエンド行くのか？と思いましたが、こちらは友人同士和解出来てハッピーエンドでした。

毎回、この話はハッピーエンドに行くのかバットエンドに向かうのか？と推測するのが楽しみでした。作画は凄く綺麗でした、安定してました。声優さんは、櫻井孝宏さん、豊永利行さんと名の知れた声優さんがやっているので、演技力も良かったですね。

特に櫻井孝宏さんはクールキャラが似合いますね。音楽は、12話でトキがエマを説得しようとするシーンで、今までトキが写真で体験してきた映像と流れる音楽が一番好きです、涙腺がやられました。

トキとヒカルの対比がいいですね。特に５話で地震で依頼者の母親が亡くなる過去を変えたいトキに、ヒカルが嘘をついて依頼者の母親を亡くなるように指示した時は、冷静に振舞っていますが、本当に辛かったんだろうなと感じました。

終わり方は、ヒカルが刺されたり、トキの前に謎の新キャラともだちが現れて、続きがとても気になる終わり方でした。続編ではともだちの正体が早く知りたいのと、なぜ人を殺そうとする理由を知りたいです。

５話でヒカル「馬鹿だな。言っただろ？過去を問うな。過去は改変できない」というシーンが印象に残りました。

前半は主人公たちが一話に一つずつ依頼を解決していくだけなので、退屈に感じる方もいるかと思います。主人公の職業が特殊なので、前半はキャラクターの関係や職業を知るために見ると、あきずに見れると思います。

文字が韓国語なので見ずらいなと思うことも多々ありますが、設定は面白いのでよかったです。前半で一話完結のアニメなのかなと思っていましたが、後半で伏線回収されていくのがよかったです。

まさかここであの話が出てくるとは！と驚きました。どんどん話が繋がっていって後半は見ごたえがありました。前半ではいろんな人が主人公達に助けられていき、穏やかな気持ちで終わっていたのですが、後半の伏線回収でどんどん気持ちが変わっていきます。

前半で見るのをやめずにぜひ最後まで見てほしい作品でした。

中国の作品なので癖があり、見辛い点が多いかと当初は思っていました。絵柄そのものは多少雑な部分もありましたが、ストーリー構成がしっかりしていて見ごたえがあり、驚くばかりです。

違和感を感じたところが、実は事件の重大なポイントだったりと優れたシナリオで感心させられます。エピソードごとに登場キャラの心情描写や伏線が丁寧に作られており、見終わった後に余韻が残る内容です。

もっとも日本の作品とはキャラの内面や考え方にずれを感じるところはあります。ですがそれを含めて中国の文化や人間関係の違いを理解でき、新鮮に感じるところも多いです。

どの話も最終的につながっているという練られたストーリーは本当に見事でした。様々な感情が沸き上がる展開が見られるのもこの作品の特徴といえます。ラストのどんでん返しが衝撃的で、出来るなら早く結末を見たいです。

写真を使って過去に行くことができる主人公コンビが、その能力をきっかけに事件を解決したり巻き込まれたりする、過去改変ミステリーです。

一話完結ものと見せかけて、終盤にいくにつれてどんどん伏線が回収されていくのが最高に面白く、時間を使ったひと味違うミステリーを味わいたい人は必見です。

文句無しのストーリーを彩る映像も本当にかっこよくて、キャラ同士の掛け合いも面白いので、ミステリーにそんなに興味がなくても楽しめる作品になっています。

あまり詳しく内容を書いてしまうとネタバレになってしまうので、気になったら一話を見てほしいとしか言えないのが残念ですが、１話の伏線が１０話以降で回収されて、それがこのアニメのすごいところのひとつなので、一気見するのも面白いとおもいます。

中国のWEBアニメをアニプレックスが日本版として製作したアニメです。トキとヒカルという二人の青年が街の一角にある写真館を営んでいるけど、裏では特殊能力を活かして写真にダイブして、依頼主の願いを叶える仕事をして事件と遭遇する物語です。

トキは写真の中に入って写っている人になりきる事が出来ます。そのおかげで過去が変わっていくのですが、成果はトキの行動次第なので成功するかドキドキします。

しかも、トキは正義感が強い上に情緒的で、先に体が動いてしまう性格なので、助けになる時もあれば過去を変えてしまって悪い結果になってしまう事もありハラハラします。

相棒のヒカルは写真の撮影後12時間の出来ことを把握できるので、トキに外から助言します。冷静で現実主義なのでトキのように惑わされる事は無いですが、トキに弱いので思うようにいかないのが微笑ましい。時には喧嘩もするけど、仲良しの証拠なので和みます。

写真の中の事件は、会社の不正を暴いたり、女性二人の思い出の味を探したり、トキも経験した大地震に絡んだ悲しい思い出や同級生の恋物語など様々だけど、真実を追っていく様はミステリアスだし、トキ目線からの人情味溢れる思いが当事者達を切なく写して泣けるし、事実が衝撃だった時は何時までも心に残ります。

声を担当するのは主人公のトキに豊永利行さん、ヒカルに櫻井孝宏さん、リンに古賀葵さんと豪華です。毎回登場する人物は少ないですがその分、仕事を秘密にしている雰囲気が出ていて一緒にドキドキを共有しているみたいです。

アニメオープニングとエンディングは、bicasoという日本語と中国語を話せるアーティストの育成プロジェクトから任された方々が担当しています。

オープニング曲はbicaso feat. Gen Kakonさん。中国出身の日本で活動している方で原曲ありきで作成されたようですが、最初から引き込まれる歌声で何度でも聞きたくなる素敵な楽曲だし、トキ達が手を使って表現する作画が曲とマッチしていて素敵です。

エンディング曲はbicaso feat. EAERANさん、兄弟ユニットで東京生まれ台湾育ち、こちらも原曲からの製作だったようですが、元々HIPHOPとラップをやっている方々だったので、見事にハマっていて物悲しい雰囲気のエンディングに高音の声が響いて雰囲気を盛り上げてくれます。

大家でクライアントの窓口になっている幼馴染のリンが、大学の同級生だった女の子を連れて来て恋物語の依頼にはキュンとしました。

だけど連続殺人犯と遭遇してしまい、トキが絡んで友達が危険な目にあったのは衝撃でした。トキとヒカルがどんな行動を取るのか楽しみです。

中華アニメとして人気爆発の作品がついに日本で放送されると知って楽しみにしていました。主人公であるトキとヒカルは写真館で働いていて、依頼人から預かった写真の中にダイブし依頼人の願いを遂行。

ストーリー毎に依頼人が変わっていくので、ジャンルや内容が変わる面白さがあります。写真にダイブしていく中で過去を変えることをしてはいけない。

だけど依頼人ができなかった事を写真の頃に戻ってトキとヒカルが遂行していく中で、葛藤していくトキとヒカルの人間らしさが胸を打ちます。

またトキとヒカルの声優を大人気の豊永利行さんと櫻井孝宏さんという豪華さも魅力。

キャラクターにとても合ってるので作品を観てるだけで世界観に入り込んでしまいます。

アニメ中で流れているBGMも作品に合っていてオシャレなのでそういう所も作品です！ヒカルがトキに言う「過去を問うな。未来を聞くな」作品を観ていると、その言葉の意味や重みをすごく感じるので、ぜひ観て欲しいです。