「異世界薬局」みんなの感想評価とネタバレ考察
平等などという甘味を享受したい勢に向けた生ぬるい世界
はぁそうですか…と思った点
・原始人ワールドなのに父だけ非常に優秀、なんと現代単語を提示しても話が通じる
・女皇帝をなんとなく助けて速攻でコネも出来る
・奇跡を見せて抱き込んだ神官が何故か出世して隠蔽に協力
「平民にも知識を分け与えて~」序盤から平民ドリームが強すぎてちょっときつい
学のない人間は流されやすく自分勝手で操りやすいわけだが、
リアルのそんな事、なろう作者なんだから分かっているだろうに
貴族の責任・厳しさが全く見られない、非常に不思議な世界でした
作画の質は悪くないのに、なんだか感動させようとする描写があからさまでちょっと
物語に帰服がない。
さぁ大変だ、薬を作ろう→瞬時に作りました。
店を作ろう、親父の資金提供→店完成。
支店を作ろう、スポンサーできました→支店完成
このように努力や思考というものがなく淡々と思い立ったが数日後及び数分後には薬であれ建物であれ完成している。
どう楽しめばわからない作品である。
徹頭徹尾ご都合主義アニメ
都合良く貴族の体を乗っ取って
都合良く知識も魔力も最強で
都合良く難病だった皇帝の病気を治して
都合良く異端審問官の怪我を治して
都合良く何でも出来る薬神杖をGETして
都合良く父親と因縁のあったラスボスをワンパンマンして
都合良く蔓延したコレラを根絶しました
セリフがきつい
ありふれたような王道ストーリーです。
内容としては、過労死→転生→皇帝を治す→薬の神様として崇められる。
って感じです。
主人公は医者で大人であるのにも関わらず、転生後のセリフ回しがくさい。「水はH2Oだから〜わー水がとまらないー」
医者とは思えない幼稚なセリフですね。あと全体的に精神年齢が低いです。ただ、おとんは良い。
残念ながらつまらないです。
とりあえず1話をみて切るか続けるか自分で判断してください。
ひどすぎる
知識があるとか以前に主人公の行動手順が悪過ぎる。
根本として解決すべき問題を都度都度後回しにして、病気だけ治して各区切りでハッピーエンドみたいな雰囲気出してる、だけ。
そんな都合展開させてるから主人公が反省するわけもなく、結局つまらないなろう系と同じで力押ししてるだけかつストーリーもひねりがなく推測の域を全く出ないレベル。
薬学云々より適切な行動が出来ていない結局ご都合主義でかなり面白くない。
今のコロナの流行に参考になるところがあります。
まず、物語は薬学者が異世界に転生するというのは珍しいのですが、この話は私は昔、看護師をやっていたので、ペストや結核など、勉強になったりします。
作画はキャラクターが可愛らしい感じになっていて、この話が病気に関係しているので、明るめのデザインになっていると思われます。
声優はファルマ役の豊崎愛生さんを始め、上田麗奈さん、本渡楓さん、伊藤静さんが声優アワードで何らかの賞を獲っていますので、上手にそれぞれの役を演じていると思います。音楽もオープニングの歌を声優の石原夏織さんが歌っているのが印象に残る歌です。
キャラはファルマが賢くて、でも未成年なので可愛らしくなっています。他にも伊藤さんが演じるエリザベート2世が優しくもあり、強い女性になっているのが私にとっては皇帝の理想だなと思います。
普通に最強だった
主人公ファルマは薬師であり、転生前も最高の薬学者で、現代の最高薬学知識がファルマに転生して大活躍でした。まさに現代の知識の発達を感じさせられます。結構転生前からハイスペックなので、かなり珍しいかなと感じました。
薬学知識で大活躍するファルマは、どんどん周囲の人に認められていき、そこが爽快です。これだけでもある意味で最強状態なファルマですが、転生によって手に入れた魔力のような力がとにかく凄すぎて、戦闘面でも最強と言えて驚きました。
薬学知識で最強かと思いきや、戦闘で普通に最強だった、これがなんとも衝撃だなと思ったのでした。現地では不治の病も現地のファルマからしたらお手の物、まさに神のようなファルマがとにかく凄くて注目です。
薬学以前に一般社会学が無さ過ぎ
昨今の異世界転生に便乗した作品。 絵が綺麗な分、中身は殆ど無い。
薬学と薬局が目的ならわざわざ貴族に生まれる必要は無い。 身分差階級と既得権益の真ん中で万人医療…。
メルヘンでなくシリアスな物語なら、既得権益を独善的に破壊する行為は、間違いなく命を狙われる行為。
正に、お花畑思考とご都合展開の典型例。 大人の視点では好感は持てない。
昔は子供向けでも、社会概念の作りはしっかりしてた。 この作品にソレは無い。
看板は「万人に分け隔てない医療」と言うが、貴族がどういうものか理解していない。
貴族が民衆を何故「平民」と呼ぶのか、作者が中世に憧れてるだけで中世社会を不勉強なのが明白。
薬学の前に一般社会概念を学ぶべき。
現代薬学も学べる異世界アニメ!
「異世界薬局」は、薬学研究者として将来を期待されていた薬谷完治が、過労死により異世界の宮廷薬師見習い・ファルマに転生!転生前の薬学知識とチート能力を生かして、人々を助けていく物語です。
アニメ1話の導入部分は、お決まりのなろう系テンプレという感じで、お腹いっぱいでしたが、実際の医薬品と疾患を題材としており、専門家やお医者さまの監修の元に制作されているため、意外と真面目でしっかりした薬学アニメという感じです。
病気の治し方も、異世界なろう系にありがちな魔法を使ってチョチョイと治すのではなく、チート能力はあくまで医療行為の補助的なもの。医療行為は、現代薬学に基づいて処置しているため、薬学や医学の道を志す人には普通に勉強になるアニメです。
一方、薬学や医学にあまり興味がない一般人には、若干内容が難しいため、評価が分かれそうな作品でもあります。患者との向き合い方などは、考えさせられるシーンもあり、アニメ3話のファルマと父親のシーンは熱かったですね。
他の異世界なろう系とは少し毛色が違う作品のため、異世界系には飽き飽きしている人でも期待できそうな作品です。