「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(はめふら1期~2期)」みんなの感想評価とネタバレ考察
笑えるお嬢様
魔法がつかえる美男美女のゲームの世界に、ライバル女性として転生してしまって、どうなこうにか頑張って、あらゆる困難を乗り越えていくアニメです。
基本ライバルキャラなので、本来の主人公の邪魔するのがセオリーですが、仲良くなったりお互い助け合って、本来ライバルキャラなのに、ちょっとづつ仲間が増える感じの物語りです。
本来は男も女もそれぞれの相手がいる設定だったのが、ライバル女性があれやこれやと頑張り、男も女もライバル女性を好きになってしまうのです。今は第2期の中盤あたりですが中々みごたえのある所で、今から見ても十分楽しめる作品です。
あと、基本の半分はお笑いなので気楽に見れます。さらに、cm中にマジで野菜を作ってるのが笑えます。まだ、終わってないので評価は4です。
悪役令嬢ものの元祖的な作品
タイトル通り、死んだ女子高生が乙女ゲームの中の悪役令嬢に転生してしまい、身の破滅を阻止しようと懸命に頑張るお話。
ただし、主人公がある意味ポジティブ、かつかなりおバカ、そして恋愛方面でとても鈍感なので、話が毎回明後日の方向に行ってしまうのが面白いところです。
他の悪役令嬢ものだと、乙女ゲームの本来のヒロインや、その他のライバル令嬢等の性格が悪かったり、敵になってしまったりという事もありますが、この作品ではそんなことはなく、女性キャラとは基本的に友情をどんどんと深め、男性キャラとはフラグを立てまくりながら全然気づかずに突っ走っていきます。
だからと言って誰かと誰かがシリアスにもめることもなく、基本的にはハッピーエンドの大団円なので、出てくるキャラクターみんなが幸せになってほしい!という方にお勧めの作品です。
2期になって面白さが更にパワーアップ!
キャラデザ、作画も少女漫画のように頭身が高く、綺麗で可愛らしく色彩も明るく、とても親しみやすく好感が持てると思います。
1期の時から爆発的な人気を誇っていた作品ですが、2期になってもその勢いは衰える所か、寧ろキャラクターも増えてパワーアップしており、益々楽しい作品となっています。
更には各メインキャラクターの主人公に対する思いも、より熱くパワーアップしたものになっており、つい最近ではメインキャラクターの1人が、主人公にキスをした事で周りのメインキャラクター達も遅れを取らまいと、主人公に対するアプローチがどんどん大きな物になって来ていて益々目が離せないし、最終的にもどんなラストを迎えるのか、今からとても楽しみです。出来ればまた続編をやって欲しいです。
カタリナとその取り巻きメンバーとのやり取りについて
主人公カタリナ・クラエスが一旦、行動すると、メアリ、ソフィア、マリアの女性陣とジオルド、アラン、キース、二コルの男性陣も揃って付いてくる。そうしないと、物語が始まらないのだろうが、まるで磁石のように8人セットになる。
王の跡継ぎ争いに絡んで、なぜかカタリナが誘拐されてしまうが、この時も最終的には、皆そろって助けに来てくれる。その一方で、異世界転生者のカタリナは転生前の元々の性格なのか、超が付くマイペースである。
どんなに追い込まれても、お腹はすくし、ぐっすり眠れる。神経が太いのか、何も考えていないのか、本当に面白い主人公である。このカタリナのマイペースに振り回されるのが、残りのメンバーで、それぞれ駆け引きしながら、カタリナに付きまとっている感じである。
本当に目が離せないメンバーたちで、カタリナとともに今後の展開がとても楽しみである。
今までにない着眼点のアニメ
普通の女子高生が、事故で亡くなるのをきっかけに異世界転生しますが、その転生先が乙女ゲームに出てくるヒロインではなく、そのヒロインを虐め、最後には破滅してしまう悪役令嬢でした。
彼女はこの乙女ゲームをプレイした事があり、その悪役令嬢はどのルートを辿っても破滅してしまうということを思い出し、せっかく生まれ変わったこの世界でまた終わりを迎えたくないと試行錯誤していく話です。
異世界転生は最近のアニメでは珍しくないのですが、乙女ゲームの中の、しかも悪役令嬢という所に面白さを感じました。彼女は根がとてもいい人で鈍感で、悪役令嬢とは真逆と言ってもいい程の性格で、本来なら嫌われるはずの登場人物達から慕われるまでになります。
その過程も、彼女の脳内で開かれる脳内会議という物に基づくもので、掛け合いが面白いので見所です。彼女なりに考えて破滅ルートをどんどん回避していく様は、少し天然な彼女のギャグ的回避で意図せず回避できた、という事もあり、思わず笑ってしまいます。
登場人物達にはそれぞれ問題や暗い過去があり、本来ならそれを乙女ゲームのヒロインが解決して結ばれるはずなのですが、それを全て悪役令嬢であるはずのこのお話の主人公が解決し、解決したキャラからは異常に好かれてしまいます。
オチは面白いのですが、登場人物の心の傷を癒して解決していく姿はとても感動してしまいます。1期ではその乙女ゲームのエンドまでの話で、見事に全ての破滅ルートを回避して終わりました。
そして2期が始まりますが、2期の内容はその乙女ゲームにはない、彼女の知らない話に突入します。ですが、持ち前の明るさと天然、鈍感なほっとけない性格で周りからは慕われ、恋愛感情的な好かれ方もたくさんされていて、もう破滅ルートは完全に絶たれたと思うのですが、まだ分かりません。
最新話では鈍感すぎる彼女についに婚約者である王子がキスをし、好意を持っているということを分からせます。ついに来た!と思わず立ち上がってしまいました(笑)今まで恋愛的な進展は無かったので、とてもワクワクし、本来の乙女ゲームに戻ったかのようでした。
このキスが今後、彼女の心や王子に対する態度にどのような影響を与えるのか楽しみです。そしてヤキモチを妬いてしまう周りの反応も面白くて、今後も楽しみです。まだ2期の中盤ですが、出来れば3期まで続いて欲しいです!
悪役令嬢に転生したカタリナ中心に織りなす恋と友情の学園ストーリー
ゲームの世界に悪役令嬢として転生した女子高生が、破滅を回避しようと奮闘するコメディ。このアニメで、一番好きなキャラはやっぱり主人公のカタリナですね。主人公のカタリナの明るくて前向きな性格が、多くの人たちの気持ちに変化を与えていきます。
お嬢様でありながら、自力で生活するために畑を作るといった行動は周りの人を呆れさせます。しかし、素直で優しい性格のカタリナに、男女関係なくキャラクター全員が惹かれていきます。恋と友情の学園ストーリーになっていますね。
みんながカタリナが大好きで、ハーレム状態になっているのにカタリナ本人がまったく気づいていないのが、天然でかわいい。好きなシーンは、カタリナの脳内会議ですね。
脳内会議では、色んな性格のカタリナがいて議論を繰り広げていくのです。ほとんどが、カタリナの破滅を回避するためなのですが。結果的に、全員と仲良くなるきっかけになっていきます。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(はめふら1期~2期)」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(はめふら1期~2期)」の作品情報
基本情報
タイトル | 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(はめふら1期~2期) |
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読み方 | おとめゲームのはめつふらぐしかないあくやくれいじょうにてんせいしてしまった |
原作 | 山口悟 |
アニメーション制作会社 | SILVER LINK. |
アニメ放送期間 | 第1期:2020年4月~6月21日 第2期: |
話数 | 第1期:全12話 第2期:全12話 |
アニメ放送局 | 毎日放送ほか |
声優(CV)・キャスト | カタリナ・クラエス役:内田真礼 キース・クラエス役:柿原徹也 ミリディアナ・クラエス役:平松晶子 ルイジ・クラエス役:横山拓人 アン・シェリー役:和氣あず未 トム・ウィズリー役:前田雄 ジョアナ役:佐藤美夢 ジオルド・スティアート役:蒼井翔太 アラン・スティアート役:鈴木達央 ジェフリー・スティアート役:子安武人 |
あらすじ・ストーリー
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。
ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!
ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!
そして無事、破滅フラグを回避したカタリナに新たな危機が!?勘違い? 人たらしラブコメディの幕が再び上がる。
引用元:「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(はめふら1期~2期)」公式サイト