「ダンス・ダンス・ダンスール」みんなの感想評価とネタバレ考察
なんかモヤモヤ
口の悪い主人公にイライラしながらも、評価が高かったのもあって、今後おもしろくなるかと期待して5話まで見ました。
でもやっぱり無理…
本番の舞台で振り付け変えちゃったら、チビッコたちの出番無くなるじゃん。
なのにそこについて誰も触れず、チビッコも「わぁー!」みたいな反応で、見に来た親たちも何も言わず…そんなことある?
先生が「みんなで踊れるのは今日が最後」って言ってたのに、その機会を潰すなんて自分勝手すぎる。
他にも気持ち悪いところたくさんあったけど、これはちょっと理解できない。
大好きな水沢めぐみさんのバレエ漫画「トウシューズ」でも似たようなシーンがあったけど、主人公の勝手な演出で戸惑ったチビッコたちが泣いてるシーンがあった気がする。
これが普通の反応では?
あーモヤモヤする…
バレエを知らない人でも楽しめる青春アニメ
世の中に女性向けバレエ漫画は多数ありますが、ダンスダンスダンスールはそのどれとも違う、男性バレエにフォーカスを当てていて、バレエを知らない方でも楽しめる青春スポコン漫画と言えると思います。
その漫画をより魅力的に表現されているのが現在放送中のアニメで、実際のバレエダンサーの方の動きを最新技術で取り入れているということもあり、細部までこだわり抜かれていて、実際にバレエの公演を見てるかのようにアニメに釘付けになってしまいます。
物語の作り込みや登場人物のバックボーンもとても繊細で、本作の主人公たちがそういったトラウマやしがらみを乗り越えて成長していくさまに感動させられます。
主人公である潤平は恵まれた体と才能を持っていて、バレエを始めて日が浅いのにどんどん成長していきますが、その過程でも様々な葛藤がありそれをひとつひとつクリアしていくところはスカッとさせられますし、そのライバルである流鶯は小さい頃からバレエをするために育てられ、生まれながらのノーブルさを持っています。
そんな2人がお互いを羨ましく思いながら切磋琢磨してこれからのバレエ界を背負っていく存在になるのかと思うと、今後の展開もとても楽しみですし、恋模様なども気になるところです。
もっと評価されるべき、男性バレエダンサーの世界
現役のプロバレエダンサーがモーションキャプチャーを務めているだけあって、バレエシーンがめちゃくちゃ綺麗!!バレエ経験者なら分かるだろうけど、通常とは異なるアングルで見れるのも中々面白い(回転を真上から見る等)。
漫画では想像するしか無かった発表会の創作シーン(白鳥の湖)が、予想を超えて面白くなっていた!等々、バレエ経験者の食いつきがかなり良いのは想定内だったが、主人公である潤平くんや友人達に男子中学生らしいおバカさや、思春期特有の悩みがあり、旦那もハマって毎週楽しみながら一緒に見ています。
フィギュアスケートのおかげもあってか、バレエへの世間的イメージも少しずつ変わってきている気はするけど、まだまだタイツ姿の男性バレエダンサーに抵抗がある日本人。
勿体ない!!幼少期からバレエ一筋の男子が(潤平は中学からだけど)、どんな思いで踊っているのか、どんな世界を見ているのか、ぜひ体感して欲しい!!
バレエを始めるには遅すぎると言われているが、バレエ向きの肉体や素質を持つ潤平が(これ現実世界めちゃくちゃ重要です)、これからどんなダンサーとなっていくのか楽しみ。
ジョージ朝倉、初のアニメ化!バレエの表現にこだわった意欲先
原作漫画は登場人物の感情の変動を絵で表現する力が凄い作品ですが、アニメには声の表現とバレエシーンの動きの滑らかさが加わっていて、より鮮明に心の動きを感じることができます。作画が安定していて見やすく、バレエシーンはモーションキャプチャーを使っているらしく、非常にリアルで滑らかです。
主題歌・ED曲ともに主人公が「キラキラ・わくわく・どっかーん」と表現する感情の高ぶりを表現していてぴったりだと思います。主人公の思春期感とまっすぐさが眩しく、気恥ずかしさも覚えますが、時折見せるバレエに集中し入り込んだ表情にドキッとさせられます。
今後バレエの世界にどっぷり入り込み、コンクール等に出場し表現者として成長していく姿が描かれ、他のキャラクターの印象的なエピソードも出てくるので、早めに第2シーズンをやってくれることを希望します。
バレエシーンの描きわけがされている!ダンス・ダンス・ダンスール
男性のバレエがテーマの物語ですが、踊りの描写はとても綺麗です。経験者から見ても、バレエの上手さや体型の良し悪しも描き分けられていたように感じます!
ただ、バレエを知らない人にとっては好みのわかれる作品かなぁと。バレエに対して、「意味がわからん」と思ってしまうと、続きを観るのが大変かもしれません。
主人公はジークンドーを習う男子中学生。サッカー部であり、明るい性格から皆に好かれるいわゆる「陽キャ」な男の子です。ただ、彼がこれからバレエの世界に踏み込むには「他のものを全部捨てる」事が必要だと言われます。
サッカー部の合宿に行かなかったり、親友から誘われたバンドを断ったり……バレエ界に認められていく一方で、学校の方では少し拗れが生じていく感じがリアルだなとは思いました。主人公がバレエとかけ離れた世界にいたからこその面白さだと思います。
主人公ジュンペイのライバルにはルオウがいます。めちゃくちゃバレエは上手いけれど、引きこもりのいじめられっ子気質のいわゆる「陰キャ」なところが、ジュンペイと対照的です。負けず嫌いなところも可愛いキャラクターです。しかし、かなり闇を抱えていそうなので、この後どっちの方向に転ぶかはわかりませんね……
バレエを題材とした青春スポ根作品!声優陣豪華で作画もきれいです
「ダンス・ダンス・ダンスール」はタイトルの通り、バレエをテーマにしたアニメ。密かにバレエに憧れを持っていた主人公・村尾潤平が、バレエの情熱を取り戻し、真剣に取り組む様子を描いたスポ根作品となっています。
バレエを題材にしていますが、アニメーション制作会社がMAPPAということもあり、作画が非常に綺麗!動きもなめらかで、つま先から指先まで非常に繊細に、バレエの美しさが表現されているのが感動的でした。
現在はジェンダー問題が議論されることが多い世の中となりましたが、いまだに「男らしさ」を求められることは多いです。
村尾潤平はバレエへの憧れを持つ一方で、「男らしく」あろうと自分の気持ちに蓋をしてもがき続ける姿が共感できます。
若干、口が悪いのが気になりますが、それも思春期の男の子ならではと思ってみると、微笑ましく応援できます。
出演声優陣は非常に豪華で、主人公の村尾潤平を「ヒロアカ」の緑谷出久(デク)や「弱虫ペダル」の小野田坂道などで人気がある山下大輝さんが演じています。今までと少しイメージが違う声質で、最初は山下大輝さんと分かりませんでした。
また、アニメ2話以降に登場する森流鶯を同じく「ヒロアカ」の死柄木弔役など、人気キャラクターを多数担当している内山昂輝さんが担当するので、非常に楽しみです。
基本的に青春スポ根作品は好きなので、最終回まで視聴継続したいと思います。
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「ダンス・ダンス・ダンスール」の作品情報
基本情報
タイトル | ダンス・ダンス・ダンスール |
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読み方 | だんす・だんす・だんすーる |
原作 | ジョージ朝倉 |
アニメーション制作会社 | MAPPA |
アニメ放送期間 | 2022年4月~ |
話数 | 全?話 |
アニメ放送局 | 毎日放送・TBS系列ほか |