アルテ

アルテ
(C) 大久保圭/コアミックス,アルテ製作委員会
4.3
Rated 4.3 out of 5
5つ星のうち4.3 (合計3レビュー)
★533%
★467%
★30%
★20%
★10%

「アルテ」みんなの感想評価!面白い?つまらない?

絵とイタリアの街並みはみていて楽しい

Rated 5.0 out of 5
2024年2月13日

絵が描くのが好きなアルテは貴族で女性で、絵をかくのは褒められたものじゃないけど、髪を切って家を出て行ったのは、好きなことをするのにすごい覚悟だけど、それほど絵が好きなのが分かる描写だった。

絵は当時は男性が主にだったけど、認めてくれる師匠に会えてほっとした。一日中好きなことにのめりこめるのは、とても羨ましいなと思った。アルテがいるフィレンツェの街並みもきれいで見ているだけでも楽しめて、一度行ってみたいなと思った。

途中からアルテはヴェネツィアに家庭教師をしに旅立つが、ヴェネツィアの街並みも素敵で主人公の話ついでに、街並みのきれいさも圧倒される。ここでも個性的な人たちに会うけど、持ち前の明るさで、問題などを解決していくアルテはすごい。宗教絵を描くシーンで、こういう風に書いているんだと、勉強になるとこもありとても面白い

ツナマヨ

画家を目指す女主人公の王道ストーリー

Rated 4.0 out of 5
2023年12月22日

ルネサンス期のイタリア舞台にした物語なのでなじみは薄いのですが、画家を目指す女性主人公・アルテの情熱が全編にわたって伝わってくるので、見ていると自然に夢中になってしまいました。

何といっても苦難を何が難でも乗り越えようと頑張る姿勢は、いつも熱くなり自分も励まされてしまう感じになるのがとても気に入っています。序盤から本当に苦労ばかりでストーリーとしては一昔前に感はありますが、だからこそ王道のような面白さがでるのでしょう。

彼女の頑張りにより理解者が増えていき、状況が変わっていく様は本当に清々しく感じました。

多少ドロドロした展開もありますが、アルテの前では吹き飛んでしまい、どんな状況でも前を向いていくので、後味が悪いということはありません。真っ直ぐに心に突き刺さる作品ですので、自信をもってお勧めできます。

宗太

ルネサンスの光と影を描いた感動作

Rated 4.0 out of 5
2023年11月13日

「アルテ」は、16世紀のイタリア・フィレンツェを舞台にした、一人の若き女性画家の物語です。このアニメは、時代の制約に立ち向かい、夢を追い求めるアルテの姿を通して、女性の自立と芸術への情熱を描いています。

物語の中で特に印象的なのは、アルテの不屈の精神と成長です。彼女は貴族の家に生まれながら、画家という男性優位の世界で自分の道を切り開きます。また、作画の美しさもこのアニメの魅力の一つ。

ルネサンス期の街並みや服装の細部に至るまで、丁寧に描かれており、視覚的にも楽しめます。声優陣の演技も素晴らしく、特に主人公アルテを演じる小松未可子さんの熱演が印象的です。

一方で、時折感じられる現代的なキャラクターのリアクションや表現には少し違和感があります。また、女性蔑視の表現がやや過剰に感じられる場面もあり、その点が物語の没入を妨げることも。さらに、一部のキャラクターデザインについては、時代背景との整合性に疑問を感じる部分もありました。

「アルテ」は、ルネサンス期のイタリアを舞台にした美しい作画と、力強い物語で視聴者を魅了するアニメです。

主人公アルテの成長と挑戦は、多くの人に勇気と感動を与えるでしょう。全体としては芸術と自立をテーマにした素晴らしい作品です。

コルテ

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「アルテ」の作品情報

基本情報

タイトル アルテ
原作 大久保圭
アニメーション制作会社 Seven Arcs
アニメ放送期間 2020年4月〜6月
話数 全12話
アニメ放送局 TOKYO MXほか

PV予告動画