AIの遺電子

AIの遺電子
(C) 山田胡瓜(秋田書店)/AIの遺電子製作委員会2023
3.3
5つ星のうち3.3 (合計11レビュー)
★518%
★418%
★337%
★227%
★10%

「AIの遺電子」みんなの感想評価!面白い?つまらない?

ドラマ性に欠ける

2024年1月7日

テーマや世界観は悪くない気もしますが、見たいドラマがない、主人公とヒロインの関係性があんまりよく見えない。何故、あのヒューマノイドの看護師?助手が光先生に惚れ込んでいるのかよく分からないし、片想いにしても掘り下げられそうなエピソードにあまり触れラれていない。

それなりに1話1話の構成はしっかりしてるが、あまりに単調でキャラクターやストーリーに深みがないかのが残念。

テーマが重い反面、ドラマ性に欠けて追いかけてまでみたいとならないのがちょっと勿体ない。

ゆゆ

表現方法なんて多種多様だとは思うが

2023年9月20日

人間で言えば天才脳外科医か?そんなヒューマノイドが殺人を犯すのに刺殺を選ぶ理由が分からん。人間の医師なら普段からメス使うから、刃物繋がりってのも分かるんだが。手術の場面でもメスらしい道具もなかったし。最近のアニメに多い衝撃的なシーンで人の記憶に刻み付けるみたいな手法はウンザリ、、、

徒歩3分

それなりに考えさせられるが

2023年9月11日

ショートストーリーの集合体なので、一つ一つに考えさせられたりはするがあとを引かないな。全体的な好感度がいっこうに上がらない。

世界陸上で観れなくても特にナニも思わなかったよ。

正直、よくアニメ化したなあと。いっそドラマの方がむいてたかもしれん。

山田十平衛

誰か教えてー!

2023年9月5日

うん、この作品以前雰囲気は悪くないと書きました。でもしっくりけぇへん設定があると。

視聴続けてて、作品中のヒューマノイドは既に人権を得ている。(わかる。)

バイオ系のボディに切り替わりつつあり、食事による代謝や成長・老化といった生理的な肉体変化が人間と遜色なく起きるようになっている。(自分は一応人らしいので、なんで老化って変化を取り入れたのかに対しては理解が難しいけど、いわゆる不死とか永遠の生に対する不安や苦しみ、他の感情が発達したからヒューマノイドが「人と同じ時間軸を選ぶ」というのならわかる。)

(wikiより引用)バイオ系ボディでも生殖器の生殖機能を有さないため、パートナーが人間およびヒューマノイドを問わずヒューマノイドとの子を望む場合は超高度AIに申請する必要がある。(ん?この作品のヒューマノイドって人間と同じ種?生物なん?いゃ種が違っても交配してそれが進化につながったりもするやろうから、ヒューマノイドと人が交雑するという設定やとしても文句はない。けれども、この作品世界のヒューマノイドは「生物」として進化してきたの?電脳は人が作って発展させてきたものではないの?人とヒューマノイドの恋愛模様も描いてるけど、この組み合わせで子孫を残せる設定なん?)

生物的に人間に近い生命体もヒューマノイドと呼ぶ…でもこの作品のヒューマノイドは、人が“制作して発展させてきた”存在ではないの?

自分はこの作品の電脳を持つヒューマノイドというキャラクタ達が悩み、悲しみ…ほか色々な、時には恋愛感情も抱えっていうお話は全然良いと思っています。せやけど、電脳とかAIって人が“作った”モンやないの?もし“人が作った”存在とヒトが交雑する…となると理解の範疇を超えてしまいます。

浦沢版のPlutoでロボットに人権をってテーマは理解しやすかった。ヒューマノイドに人権もわかる。この恋愛感情も生殖まで至らない(子が欲しい場合は養子)ならわかるんやけれど。

白無垢の左衛門狸

なんかいろいろ原作と違ってそう。。若干ネタバレあり

2023年7月25日

ヒューマノイドの香織(ヒカルの母親)は子供のころ病弱?だったヒカル(ヒト)のために自分の電脳を売ってしまう(バックアップコピー)シーンが一番最初にくる。そして原作にはないヒトとヒューマノイドの感動話?1話・2話で、2話のラストで唐突に日本の超AIであるMICHIの登場。しかし眼球の光彩が円形・・ってことはMICHIはヒト?もしかしたら原作の設定を踏襲しつつ、アニメは全くの違うストーリーで進んでいくのかな?原作もものすごい勢いで話が進んであっという間に終わってしまったけど、ロビジア編がメインだった原作をそのままアニメにすると絶対に12話程度では終わらないし、登場しないキャラも大勢いそう。そもそもなぜヒューマノイドの肉体が年を取るのかヒトと同じように性格や口調など個々に異なるのか説明・設定があいまいなまま進んでいくから疑問符だらけの展開になっている。刑務所に収監されている香織に面会に行っているヒカルなんて場面は原作になかったし。日本国内に『本体』でる母親の香織がいるならわざわざロビジアに母親のコピーを探しにいく理由がないような気もする。アニメは別物としてみることにします。

疑問符だらけ?

しみじみとしてしまった

2023年7月22日

ウチにも捨てられないぬいぐるみがある。ずっと以前にも、物置きにおいてあったぬいぐるみを処分しようとしたができず、受け取ってくれる親戚の子がいてほっとした思い出もある。そんな事を思い出させるような回だった。ロボットだったり、AIだったり、より人間に近い存在だったら、アニメの登場人物のように悩んでしまうかもしれない。他の回の記憶はあまりないので、今回のみの評価となりますが。

徒歩3分

難しい

2023年7月19日

もういつこんな時代になってもおかしくないと思わせる作風でゾッとしました。AIに関する技術の進歩は凄まじく、人間と同じ家で暮らしたり社会人として働いていたり、それらが当たり前になるのも遠くないのでしょう。

メリットはいくつも挙げられるけれど、作中でも見られた通り新たな犯罪の火種になる可能性も十分に考えられます。バックアップデータのくだりで推して知るべしですね。便利な世の中は生きづらくもあるということなのかもしれません。

はじめに出てきた家族の一例は印象深かったです。家族として生活を営んできたからこそ、いざとなったときに怖気付いてしまったのでしょう。あくまでAIのはずなのに、それはもう紛れもなく人間的思考に違いないと思いました。

らいか

未来の世界を思わせるヒトとAIの関係性!

2023年7月19日

AIは日々発展を遂げていて未来にはどうなっているのか想像も付きませんが、このアニメでは見た目ではほとんどヒトと区別がつかないほど、AIがヒューマノイドとしてヒトと馴染んで生活しています。

ヒトとAIは競い合うのではなく、共存していくのが理想の姿ですが、作中ではヒューマノイドが抱える様々な問題も描かれており、ヒトであること、ヒューマノイドの違いについて考えさせられました。

2話ではスポーツに関わるヒューマノイドが登場し、ヒトとの友情にも感動しました。機械としてではなく、ヒトと共に未来を歩んでいけるパートナーにヒューマノイドという存在がなってくれれば素敵だなと思います。

主人公の光も色々抱えているようで、母親が捕まっている理由も気になりますし、今後が楽しみです。

猫ひよこ

しっくりこない設定があります

2023年7月17日

原作未読。作画不安に思うトコちょくちょくあるけど多分元の絵柄の再現度は高いんかな。んー雰囲気は良いて思いました。ヒトとヒューマノイドの違いを瞳孔の形で表現してるトコにジュラシックパークを連想。徳弘正也氏のインセクトヒューマンとかデザインヒューマン思い出す。

物語の系譜は手塚治虫のSF。でも2話まで視聴したトコやけどちょい気になったトコが。ヒューマノイドが人と既に共存してる世界線を描いてる…はえーねんけど、ヒューマノイドに性別持たせてたり、身体能力に限界を設定してたり…。AIが発展してヒトと同じよーな思考が可能になって、機能やスキルが進化してくってコトが現在進行形でも話題になってるけど、AI、ヒューマノイドに性差を持たせた理由ってなに?そもヒューマノイドってのが子孫を残せる世界線なのかな?んーこの設定があるから動く物語もあるかと思うが。

御大の作品の時代は描写が大雑把で、その分視聴者が頑張らんと理解しにくい。けど説明が大雑把やと理解や感想も大雑把で構わへん感覚もあって。せやけど視聴者の要求レベルは古い漫画作品より現代の方が高いし、その分描写も細かく丁寧になってる。いゃ自分がこの作品の見方として斜に構えてたせいかも知れんけど、なーんかしっくりせん。アニメ表現だけで理解出来んポイントかもしれんから原作も見てみるかなー

白無垢の左衛門狸

AIにも悩みはある、ミステリ要素ありの近未来アニメ

2023年7月17日

二話まで観ました。すでに人間とAI(ヒューマノイド)が共存し、普通に共に生活している未来世界が舞台です。

人間よりも勝っているはずのヒューマノイドが、記憶のバックアップのときにウイルスに感染したり、成長することができる人間に対し嫉妬したりするところに面白みを感じました。そう、このアニメにおけるAIは、とても人間的なのです。

ですから、人間とは違う自分に悩んだり、劣等感に苛まれたりします。そうしたヒューマノイドを治療する医者、ヒカルがこのアニメの主人公です。いかにも過去に秘密をもっていそうであり、先の展開が気になります。

OPに母親の胎内にいる赤ん坊がさかんにでてくるので、何かを暗示しているような気がします。いまのところキャラのビジュアルや声に違和感はありませんが、作画がちょっと不安定です。

しっぽ

人間をAIの共生の仕方を考えさせられる作品

2023年7月17日

「AIの遺電子」は、AI技術が劇的に進化し、人間と人権を持ったヒューマノイドが当たり前のように共存している世界を描いた作品です。

現代でもchatGPTを代表するように、AI技術が一気に身近なものとして取り入れられてきただけに、本当にそう遠くない未来にこういう世界が訪れてもおかしくないなと、色々考えさせられるアニメです。

ヒューマノイドのAIに感情を持たせたり、人間と同じように老いさせたり、人格のコピーやバックアップは違法とするなど、こういうAIとの付き合い方もありなのかなと思わせられますね。

基本的には一話完結のストーリーのようですが、主人公の須堂光も過去に色々あったようで、なぜ母親のコピー人格を探しているのかや、ヒューマノイド専門の医者を志すようになったのかなど、伏線と回収も楽しみな作品です。

声優は主人公の須堂光役を「推しの子」のアクア役で一気に有名になった大塚剛央さんが担当しています。少し闇を抱えている系のキャラクターの演技はさすがですね(笑)

絵愛

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「AIの遺電子」の作品情報

基本情報

タイトル AIの遺電子
読み方 アイのいでんし
原作 山田胡瓜
アニメーション制作会社 マッドハウス
アニメ放送期間 2023年7月~9月
話数 全12話
アニメ放送局 毎日放送・TBSほか

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