コードギアス 復活のルルーシュ
(C) SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design (C) 2006-2018 CLAMP・ST
「コードギアス 復活のルルーシュ」みんなの感想評価とネタバレ考察
ため息。
日本の作品はどれも結局生き返っちまうんだよなぁ。
だから主人公がラストでタヒのうが結局生き返るんだろ?という白けた感想しか出ない。
コードギアスはその結局を覆した名作だったんだけど残念というのが正直な所。
IFとして見るなら悪くはない。
やっぱり主人公とくっつくのはあなたか…
最初に映画を観終わって思ったのが、『どのヒロインとくっつくのか』についての感想でした。
結果的にはC.C.とくっつきましたが、主人公の『ルルーシュ』はいろんな女性とくっつくフラグが多く存在していましたが、私的には二人の候補が最有力だと思っていました。(※ちなみにその二人は紅月カレンかC.C.)まあ、私的には最初からC.C.とくっついてほしいとは思っていましたがね。
それに加えて注目していたのが、ゼロ(枢木スザク)とナナリーです。…え~、予想通り過ぎました。くっつかないとは思っていましたが、最初の恋人?であるユフィとくっつかないところを見ると、やはりナナリーとかな~…なんて少し考えてはいたので。
後、特にこの映画の見どころは、アニメ最終回にて全壊したと思われていたナイトメアフレームである『ランスロット』『紅蓮』が登場してくれたことですね!
復活してよかった
初めこの映画が放映されると聞いた時には、ちょっと不安な気持ちがつきまといました。アニメシリーズを初期から見ていてとてもいい感じに終わったので、やぶへびにならないかという不安があったからです。
ですが、それは単なる取り越し苦労だった感じです。ルルーシュが復活するというカタルシスがちゃんとあって、みていてすごくワクワクしました。新しいナイトメアもちゃんと登場して、ロボのバトルもアニメシリーズ以上にいいものに仕上がっていました。
やはりランスロットはかっこいいですね。新しいキャラクターも登場してルルーシュの頭の良さが存分に発揮される場面も多々登場するので、みていてすごく嬉しい気持ちになります。
シーツーの本名はまたしてもわからないままでしたが、再会するシーンは胸にくるものがありました。
『反逆のルルーシュ』の正統続編とみるか、幸せで蛇足なIFストーリーとみるかで好みが分かれる
本作は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の続編作品です。まさかあの衝撃的なラストシーンのその後をみられる日が来るとは思いませんでした。ただ、正直言うと本作の存在は蛇足だと感じました。
『反逆』の物語はルルーシュの作り上げた残酷で、嘘まみれのでっちあげの平和に世界中が包まれて終わりました。ルルーシュが悪の象徴として滅ぼされたことで、めでたい大団円を迎えたラストでした。
今更そのルルーシュが生きていましたと言われた時点で、一視聴者としては置いてけぼり感があります。
しかし、ルルーシュのまわりは結構あっさり受け入れます。一応文句も言いますし、一部キレてるキャラクターもいますが、テレビシリーズで拗れに拗れまくったいきさつを見せられていると、あっさりしすぎて拍子抜けしました。
とくにコーデリアは大人な対応すぎて驚きました。あとはひたすらルルーシュ陣営強いな、と思っているうちに終わりました。敵のギアス発動で形勢逆転かとも思いましたが、すぐに勝ちましたね。全体を通して、尺が足りないのだろうと感じました。
できれば3倍は時間を取って見たかったです。頭脳戦を仕掛けるルルーシュがみたかった。良かったところはCCがむくわれたところです。むくわれるべき存在でしたし、ルルーシュの相棒になったことを噛み締めされられる作品です。
CCのための映画だったと思います。蛇足だと思いますが、本当にハッピーエンドな終幕でした。いろいろなキャラクターが時を経て、和気あいあいとしているのが見られただけでも嬉しいです。
悲しき王の復活
アニメがとても感動的に終わっていたので、復活にはあまり乗り気ではありませんでした。
C.C.との旅の中で現れたルルーシュは、人形のようになっている姿はショックで、これで本当に良かったのかと悲しくなりましたが、敵に追い詰められ、危機一髪という時に本来の姿に戻った時は、めちゃくちゃカッコよかったです。
「良かったなぁ!」と涙が溢れてきました。ルルーシュ復活に対する複雑な気持ちはキャラクターも同じようで、スザクやカレンの戸惑う姿にも胸を打たれました。
個人的にコーネリアとルルーシュが再開する場面が好きです。ユフィを殺され、恨んではいますが、ナナリーも大切な妹だと一緒に戦ってくれるコーネリアが騎士らしくて素敵でした。
ルルーシュとカレンの抱擁にグッときました
テレビシリーズで亡くなったと思っていたルルーシュが、まさか生きていたとは思いませんでした。
しかも、精神が不完全でストーリーの中盤で取り戻すという展開もよく、特に印象的だったシーンがCの世界から完全復活したルルーシュに抱き着くカレンの姿にグッとくるものがありました。
さらにラストにルルーシュがカレンとくっつかずに、CCと一緒に旅することになりますが、カレンのことを思うとちょっと切なくなりました。
ただ、テレビシリーズの悲しいラストに対して、主要な登場人物たちが新たな道を歩んでいく展開になっているので、ファンには満足できる作品となっています。そして、ルルーシュたちの敵として登場したシャムナの妖艶なキャラクターも好きでした。
「コードギアス 復活のルルーシュ」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「コードギアス 復活のルルーシュ」の作品情報
基本情報
タイトル | コードギアス 復活のルルーシュ |
---|---|
読み方 | こーどぎあす ふっかつのるるーしゅ |
脚本 | 大河内一楼 |
アニメーション製作会社 | サンライズ |
公開日 | 2019年2月9日 |
声優(CV)・キャスト | ルルーシュ・ランペルージ役:福山潤 C.C.役:ゆかな 枢木スザク役:櫻井孝宏 ナナリー・ランペルージ役:名塚佳織 紅月カレン役:小清水亜美 ロイド・アスプルンド役:白鳥哲 篠崎咲世子役:新井里美 シャムナ役:戸田恵子 シャリオ役:村瀬歩 ボルボナ・フォーグナー役:大塚明夫 |
あらすじ・ストーリー
光和2年。世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。しかし、平和は突如として終わりを告げる。
仮面の男・ゼロとして、ナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまった。
シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入したカレン、ロイド、咲世子はそこで、謎のギアスユーザーに襲われる。そして、その場には襲撃者に“元嚮主様”と呼ばれる、C.C.が居た。
かつて神聖ブリタニア帝国の大軍すらも打ち破った無敵の王国を舞台に、人々が描く願いは、希望か絶望か。果たして、ギアスのことを知るジルクスタン王宮の面々と、C.C.の思惑とは——。
引用元:「コードギアス 復活のルルーシュ」公式サイト