「ARGYLLE/アーガイル」みんなの感想評価評判!ひどいつまらない?面白い?
新たなスパイ映画の魅力
「ARGYLLE/アーガイル」を観て、私は新しいタイプのスパイ映画に出会った感覚に陥りました。マシュー・ボーン監督の作品らしい派手でスタイリッシュなアクションシーンは、やはりこの映画の大きな魅力の一つです。
しかし、それだけではない深みがある。特に、ソフィア・ブテラのキャラクターは、彼女の身体能力を活かしたアクションが見どころで、彼女が画面に登場するたびに目が離せませんでした。
また、この映画のサプライズと言えば、予想外の展開です。序盤は少し間延びする感じがありましたが、中盤から後半にかけてのどんでん返しが素晴らしく、最後まで飽きることなく楽しめました。
音楽も劇中の雰囲気を盛り上げており、ブライス・ダラス・ハワードのアクションシーンと相まって、非常にエンターテイニングな作品になっています。
個人的には、スパイ映画としての新しい試みが感じられる作品で、従来のスパイ映画に飽きた人にも新鮮に感じられるはずです。笑えるシーンも多く、気軽に楽しめる点も高評価です。
ただ、アクションシーンにおけるVFXの使い方がやや過剰に感じられる部分もあり、そこは少し残念に思いました。それでも全体としては、スパイ映画の新たな可能性を感じさせる作品で、非常に楽しめました。
「ARGYLLE/アーガイル」感想評価と口コミレビューを書く(ネタバレあり)
「ARGYLLE/アーガイル」の作品情報
基本情報
タイトル | ARGYLLE/アーガイル |
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監督 | マシュー・ヴォーン |
脚本 | ジェイソン・フュークス |
上映日 | 2024年3月1日 |
上映時間 | 139分 |
配給 | 東宝東和 |
作品概要・あらすじ内容
「ARGYLLE/アーガイル」は、スパイアクションジャンルの映画で、イギリスとアメリカ合衆国の合作です。物語は、スパイ小説「アーガイル」シリーズの著者エリー・コンウェイが、彼女の小説の内容と驚くほど似た現実の陰謀に巻き込まれるところから始まります。
エリーは愛猫アルフィーとのんびりした生活を楽しむ平和主義者ですが、彼女の作品が現実のスパイ組織の活動と一致してしまうことから、彼女の平穏な生活は一変し、命を狙われる危機にさらされます。
映画では、主人公アーガイルをヘンリー・カヴィルが、エリー・コンウェイをブライス・ダラス・ハワードが演じています。サム・ロックウェルはエイダンという名のスパイを演じ、エリーを救う重要な役割を果たします。
その他にも、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンなどの豪華キャストが登場します。
監督はマシュー・ヴォーンで、「キック・アス」や「キングスマン」シリーズなどで知られています。彼はこの映画を1980年代のアクション・スリラーへの賛歌と位置付けており、ヘンリー・カヴィルを主演に起用したことについて、ボンド役を演じるべく生まれた人物と評しています。
この映画は、空想と現実が交錯する中で展開するアクションシーンが見どころです。エリーが“預言者”として追われる展開や、彼女とエイダン、そして愛猫アルフィーの危険なミッションが、観客をハラハラドキドキさせること間違いなしです。