「ヴァニタスの手記」みんなの感想評価とネタバレ考察
謎が気になって仕方がない。
ヴァニタスの手記を手に自身を医者だと名乗る謎めいたヴァニタスに、ノエやジャンヌと同じように虜になってしまいました。特にジャンヌが自分では抗っているのに、本能的にメロメロになってしまっているところが大好きです。
しっかりと人間関係が描かれており、1期ではヴァニタスがもともと囚われの身であったことがわかりましたが、シャルラタンの存在やノエに一つの呪いをかけたルスヴンなど、解明されなかったことが多すぎて、続編を必ず視聴したいと思いました。
軽口をたたく主人公ヴァニタスの花江さんも、天然キャラのノエの石川さんもキャラクターによく合っていてよかったです。
またエンディングで必ず表記されていたカタカナの謎も結局わからなかったので、なにかの暗号だったのか気になってしまいました。
個人的感想ですが、ノエが1番
ヴァニタスの手記を視聴しての感想は、作画はキャラクターも街並みもとても綺麗で、思わず見惚れてしまうくらいとても良かったです。そして、キャラクターもとても個性があり、その中でも個人的には1番、ノエが好きです。
ノエは天然で純粋な性格なので、自分の感情に真っすぐ、かつ、人を信じやすいため、危険な目に遭いやすいという難点がありますが、その長所もあって、ヴァンピールを悪だと思い込んでいたローランと仲良くなり、潜入していたカタコンブの迷宮から脱出出来たのもノエの性格だからこそだと思います。
ノエの声優さんは石川界人さんで、別のアニメでも少し天然な役をしていたのを観ているため、とてもイメージにピッタリと合っており、とても良かったです。2期も放送予定なので、とても楽しみです。
第二シーズンが気になってしょうがない!
アニメの進行が速かったんで、一体どこまでやるのか、原作を追い越さないかとても不安でしたが、分割2クール!とても丁寧に原作を損なうことなく、しっかり作られたアニメだったので楽しみです。
各キャラクターの声優もピッタリ、作画はキレイ、アクションもいいし、ギャグとシリアスとホラー調の演出もいいし、第1クールは文句なしのアニメだと思います。オープニングとエンディングも『ヴァニタスの手記』の世界観を表していて良かったです。
合間合間の曲もストーリーを見事に盛り上げています。第2クールは『ヴァニタスの手記』にとってのかなり重要な話なので、それをどのように演出するのか、新キャラの声優は誰でどんな声で話すのか、見所も沢山あるので、今からとてもワクワクしています。
絢爛豪華なパリの裏側
パリの風景がとても美しいです。とてつもないこだわりを感じます。アニメ本編はとても美しいですが、オープニングも凄いです。私はあまりパリに詳しくはないのですが、パリの有名な観光地がたくさん出てくるので、パリが好きな人はオープニングから楽しいと思います。
次々出てくる新キャラもイメージに合っていて、見ていて楽しいです。女性キャラは可愛いし、男性キャラはかっこいい。ルスヴン卿、本当にかっこいいです。意外だったのはオルロック伯爵。部下の兄弟吸血鬼も含めて、「絶対この人たちいい奴だ」っていう声でした。
あんまり出てこないモブって、声とイメージ合わないことも多いんですけど、この三人はぴったりでした。イケメンの風が吹いてるドミもかわいい。ドミの吊るされるシーンはアニメの方がマイルドです。ホラー系なシーンはアニメの方が怖いです。漫画と比較しながら何度も楽しめます。
吸血鬼の呪を吸血鬼と人間がコンビを組んで解決していきます。
19世紀のフランスが舞台となっていて、蒸気船が発達していて、主人公のノエが旅行に使っていたのも空を飛ぶ蒸気船に浮かれているのは可愛かったです。
人々の服装はヴィクトリア朝で技術革命時代のような雰囲気もあるし、吸血鬼が存在するというファンタジー要素もあり、リアルに近いけど異なる世界なのが不思議な魅力を放っています。
ヴァンピールと呼ばれる吸血鬼が真名を奪われて凶暴化して、血を啜ってしまう事件が発生して、ノエが偶然、その病気になった女性を助けた事により、ノエが探していたヴァニタスの書を持つ青年と出会い、物語が動き出します。
その青年は書と同じ名前のヴァニタスと言い、ヴァンピールの病気を治すと豪語していて自信たっぷりだけど、何か訳ありのようで病気を治す事が復讐だとも言っているので、真実を知るのが楽しみです。
ノエはそんなヴァニタスに興味を持って一緒に行動するけど、自身も幼い頃に幼馴染のヴァンピールを呪持ちだと殺されていて、トラウマになっているのは可愛そうでした。
ヴァニタスの力があれば助けられると希望を持っているけど、手遅れな状態の者は灰にしてしまって憤る事もあって、素直な感情を見せてくれて、感情の起伏が激しいのは楽しめます。
ヴァニタスが襲って来たジャンヌに恋をしてしまって、ノエの胸がモヤモヤしているのがキュンとします。ノエは恋が分からずにヴァニタスに直接聞いてしまうのは可愛いし、ヴァニタスも分からないと答えるけど、ジャンヌには特別な感情を持っていて、キュンとしますね。
ヴァニタスが使っている情報屋や、ヴァンピールの偉い人達とも交流があるし、ヴァンピール達が住む世界に行ったりして、世界観が広がっていくのはワクワクします。仮面舞踏会での事件や真名を奪うシャルラタンに、黒い影を調べるために動きだすノエとヴァニタスが次はどんな事件を解決するのか楽しみです。
主人公のノエを石川界人さん、ヴァニタスを花江夏樹さんと人気声優さんが務めているのも魅力的だし、他のキャラクターも水瀬いのりさんや茅野愛衣さんなど、人気声優さんが担当しているのも凄いです。
主題歌もノスタルジックでスチームパンクの世界を表しているので、アニメの世界観に合っていて、より物語の世界へと引き込まれます。2クールの制作が発表されているので、ヴァニタスの書の秘密や蒼月の呪について、謎が明かされる事が期待できるので楽しみです。
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「ヴァニタスの手記」の作品情報
基本情報
タイトル | ヴァニタスの手記 |
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読み方 | ばにたすのかるて |
原作 | 望月淳 |
アニメーション制作会社 | ボンズ |
アニメ放送期間 | 2021年7月~ |
話数 | 全24話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
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