「オーバーロード(1期~3期)」みんなの感想評価とネタバレ考察
コピーのコピーのコピーとなる元ネタ作品、MMOならぬコマンドRPGを想定している妙にテンポの悪い戦闘
・シリアス世界と思えば「課金」「あんころもっちもち様」「残られた」等の中途半端なメタ発言
・主演のアインズ担当声優は非常に頑張っている
・作画そこそこ、脇もベテランばかりで安定
・ぼくのターン!君のターン!レベルの戦闘シーン
残酷な思考による物語の運びは面白いのだが、特にアイテム周りにみられるメタ発言が寒くて寒くて…
戦闘シーンもソシャゲ感覚でこのメタくさい要素は今風なんでしょうか?
視聴者の意識をどの辺りに落ち着けたいのか、フラフラしている部分が鼻についてしまう
今までと違う異世界アニメ
オーバーロードは異世界転生アニメなのですが、いままでの勇者に転生したり、いわゆる正義の味方に転生し国や人を救うという設定ではなく、逆に国に対抗する悪者に転生するという設定が斬新です。
国側の立場の話があり、主人公側の話もあり、また村や町側の話もあり、いろんな角度から楽しめ、また感情移入ができるアニメになっています。
キャラも個性があり、吸血鬼やモンスターなど、一般的には敵側のキャラが主人公の仲間なので、そこも楽しめる一つの要因になっています。
現在、アニメはまだ途中段階なのですが、いろんな立場の話が一通り終わり、ここから一気に話が展開していくであろう状況なので、続編も楽しみにしながら色んな考察をしています。
残虐な骸骨の魔術師が世界征服を目指すけど人助けもたまにします。
オーバーロードをアニメで見た時は、異世界ファンタジーものを知らなかったので衝撃でした。ゲームの中に取り残されてしまうなんて恐怖しかないけど、ゲームを愛する男にとっては居心地の良い場所みたいでビックリです。
主人公アインズは大魔法使いにして、ゲーム内での最強ギルドを統括していた生粋のゲームヲタクだったのは、異世界で生き残る為以上の力を発揮して悪い奴等を倒すのは爽快だし、ゲームキャラの妖艶なお姉さんのアルベドに自分を好きになるよう設定変更して笑えましたが、おかげでアインズに対して残念な感じになってしまって、面白さが倍増したのは良かったです。
アインズは骸骨姿の極悪な魔法使いで、拠点となっているナザリック大墳墓も恐ろしい場所だし、階層守護者と呼ばれる配下達も悪魔や吸血鬼と多種多様な種族が集まっていて怖いです。
アインズ第一主義のちょっとダークで恐ろしく人間を虫以下だと思っているのが酷いけど、ストレス発散には良いですね。シャルティアが洗脳魔法を掛けられてアインズと戦う事になったのはドキドキしました。
実力ではシャルティアの方が上という設定が面白いし、強者である部下に必死になるアインズが素敵でした。
リザードマンの種族を通してコキュートスに学ぶ事を教えたのは組織の長として素晴らしいと思ったし、人間の女性に恋をしてしまった執事のセバスに寛容な態度を取ったのも良かったです。
そして第三期になるとアインズの超越した力がこれでもかと発揮されるし、部下達の力も凄くて見ていて気分が良くなります、最初の頃に助けたエンリにあげた笛もゴブリンが大量に出現して圧巻でしたね。
カッツェ平野での大虐殺は味方したはずの帝国軍でさえ、怯える程の軍勢と超位魔法は本当に残酷だったけど、ガゼフとの戦いは友情さえ感じられて感動しました。
第一期から全てのアニメ作品で主題歌を担当しているMYTH & ROIDの歌は、オーバーロードの世界観に合っていて、どの曲も素敵なので是非聴いて欲しいです。
第四期の制作が決定しているので帝国との交渉がどうなるのか楽しみだし、残虐な戦いが出てくると思うけど、アニメの世界観を楽しめるように作って貰って小説の最後までアニメ化して欲しいですね。
元ゲームの世界で最強魔法使い(見た目骸骨)が無双する!
自身がプレイしていたオンラインゲームが配信終了を迎えるにあたり、その時をゲーム内で迎えようと待機していた主人公。しかし、ゲーム配信終了予定時刻が過ぎても強制ログアウトにならず、むしろ自分がゲームの中の世界に取り残されてしまった…!?という物語。
主人公がゲーム内で作り上げていた最強の設定がそのまま生かされているため、とにかく主人公が強い!そして主人公の部下として設定されていた、NPCだったキャラクター達の主人公への主としての忠誠心と信頼がとにかく強い!
俺TUEEEEEE系のお話や、主人公が皆に慕われている話が好きな方にはぜひお勧めです。ただ、世界観が少しダークなため、多少のグロテスクな表現などがありますので、苦手な方は注意いただいた方がいいかもしれません。
最強系ダークファンタジーといえばオーバーロード
オーバーロードは異世界転生の話ですが、アインズ様(モモンガ・鈴木悟)が現実のMMORPGで仲間達と築き上げたナザリックを守っていき、アインズ・ウール・ゴウンを不変の物とするべく進んでいく展開は、完全に悪者がやることで転生した世界の人達にとっては最悪の悪魔?(骸骨)が来たもんだと思います。
戦闘シーンではアインズやナザリックの守護者達が苦戦したりする場面も出てくるのですが、自分達よりも強者がいるかもしれないとの警戒心から、立ち回っていき、やられる敵が哀れで仕方ないのですが、どんな風に絶望していくのか楽しくして仕方ないです。
自分が一番好きなシーンは、アインズとガゼフが決闘する所です。ガゼフとアインズの戦いを見守るクライムやブレインの目の前で、時間を止めてガゼフを倒す所ではそんなズルイって思わせるくらい圧倒的でした。
語っていけば良いシーンなどたくさんあるのですが、エンリのゴブリン軍団がどんどん大きくなっていくのが楽しみで仕方ありません。
アインズ達より強い存在がいないので、面白くないと感じる方もおられるかもしれませんが、それに目をつぶってもいいくらい爽快で楽しめる作品なので、見てない人は一度1期から見てほしいです。
最強の主人公
圧倒的な強さで捻じ伏せる、他はどうするといった主人公の作品が大好きです。普通のバトルアニメだと主人公が危ないシーンや、仲間に助けを求めるシーンなどありますが、こちらの作品はそういったことが一切ありません。
圧倒的な強さで敵を倒して、とにかく最強チートと言う感じがたまらなく大好きです。そして声優さんも上坂すみれさん、加藤英美里さん、内山夕実さんなど、私が大好きな声優さん達がたくさん出ているので、こちらもとても満足しています。
主人公は正義の味方と言う感じではありませんが、関わった人には仲良く優しくしていくといったような、他の作品ではあまり見ないような相関図になっています。破天荒で型破りな主人公とそのストーリーは特に見所だと感じました。
「オーバーロード(1期~3期)」の感想を書く(ネタバレ考察あり)
「オーバーロード(1期~3期)」の作品情報
基本情報
タイトル | オーバーロード(1期~3期) |
---|---|
読み方 | おーばーろーど |
原作 | 丸山くがね |
アニメーション制作会社 | マッドハウス |
アニメ放送期間 | 第1期:2015年7月~9月 第2期:2018年1月~4月 第3期:2018年7月~10月 |
話数 | 全13話 |
アニメ放送局 | AT-X・TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | モモンガ/アインズ役:日野聡 アルベド役:原由実 シャルティア・ブラッドフォールン役:上坂すみれ コキュートス役:三宅健太 アウラ・ベラ・フィオーラ役:加藤英美里 マーレ・ベロ・フィオーレ役:内山夕実 デミウルゴス役:加藤将之 セバス・チャン役:千葉繁 ウルベルト・アレイン・オードル役:吉野裕行 たっち・みー役:置鮎龍太郎 |
あらすじ・ストーリー
時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。
しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!世界を掌中におさめる死の支配者、ここに光臨!!
引用元:「オーバーロード(1期~3期)」公式サイト