キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(キミ戦)
(C) 2020 細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦製作委員会
「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(キミ戦)」みんなの感想評価!面白い?つまらない?
敵対する陣営に所属する二人のライバルの物語
帝国とネビュリス皇庁の戦争が続く中、イスカ(帝国の最高戦力の使徒聖の一人)とアリスリーゼ(ネビュリス皇庁の第2王女)は初対面でこそは戦闘することになり、ライバル関係的な存在でしたが、二人は不思議と行動パターンが似ていて行く先々で出会うことになります。
何度か出会いを重ねるうちに次第に二人は良好な関係になり、所属する陣営が異なるライバル関係にもあるにも関わらず、互いの危機に駆けつけます。この二人の行動が今後の帝国とネビュリス皇庁の関係を左右しそうな予感がします。
一方で帝国もネビュリス皇庁も一枚岩ではなく、裏で暗躍する者達もいます。
続編(第2期)の制作も決まっていて、物語も帝国とネビュリス皇庁は「和平か全面戦争」になるのか、イスカとアリスリーゼはライバルとして再び戦うことになるのか、それとも更に親密な関係になるのか、とにかく先行きが気になります。
昔見ました
序盤は期待しましたが後半になっても話も二人の関係も変化なくあまり面白くならず
3話ぐらい見てすごく好きならそのまま継続されることをおすすめします
ハイクオリティな王道作品。
天才剣士のイスカと敵国の王女であるアリスの戦いと恋愛を描いた作品です。主人公のイスカは圧倒的に強くて容姿も端麗。短期間の幽閉をされていた過去がありますが、その理由は敵国の幼い子供に同情して逃亡の手助けをしたため。
非の打ち所がないような人物であり、口調なども少し達観しているような部分があり、人によっては鼻につくキャラクターかもしれません。
メインヒロインのアリスはネビュリス皇庁の王女で星霊使い。星霊というのは魔法のようなもので、氷禍の魔女と呼ばれています。彼女は王女という立場で外面はしっかりとしていますが、かなり天然で感情的になることも多く、年相応の女の子という感じです。
この二人が戦場で出会い徐々に惹かれ合っていくというのがストーリーの中心ですが、私自身はそちらよりもイスカの所属する小隊の雰囲気の良さを気に入りました。
中でも隊長であるミスミスの「普段は子供っぽいけれどいざという時に頼れる大人」という性格に惹き付けられました。
二つの国の間の繊細なバランスと恋の駆け引き
アニメ「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は、敵対する二つの国、帝国とネビュリス皇国の間の物語を描いています。
物語の中心には、敵国同士の主人公イスカとヒロインアリスの関係があり、彼らの出会いや共闘のシーンが印象的でした。特にお互いにバッタリ遭遇するシーンや、和平交渉の場面は視聴者の心を掴む要素となっていました。
良かった点として、物語の音楽や音響が重厚感を持ち、シーンの雰囲気を高めていました。また、キャラクターの声優の配役も非常に良く、特にミスミス隊長のキャラクターが際立っていました。
一方、物語の展開が予想通りで新しい要素が少なかったことや、敵同士の2人の関係が最初の出会いのシーン以外で深まらなかったことが物足りなさを感じさせました。
作画に関しては、特に目立った欠点はなく、全体的に安定していました。声優の演技も一貫しており、特に主人公とヒロインの声優が物語の雰囲気を盛り上げていました。
「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は、敵対する二つの国の間の繊細なバランスと恋の駆け引きを描いたアニメとして楽しめましたが、物語の展開やキャラクターの関係性にはまだまだ深化の余地があると感じました。
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「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(キミ戦)」の作品情報
基本情報
タイトル | キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(キミ戦) |
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読み方 | キミとぼくのさいごのせんじょう あるいはせかいがはじまるせいせん |
略称 | キミ戦 |
原作 | 細音啓 |
アニメーション制作会社 | SILVER LINK. |
アニメ放送期間 | 2020年10月~12月 |
話数 | 全12話 |
アニメ放送局 | AT-Xほか |
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