「ドクターコトー診療所」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
欠陥を20年放置する連中を悪意たっぷりで描く
「コトーがいなくなったら終わり」
ドラマ版の時から何も改善されていないバカ島民にされるキャラクター達
劇中で倒れても奇跡が起こって終わり
コトーに不幸を与えても、現実味のない危機で、改善もされずカタルシスもない
不幸は道具じゃねえんだよ企画者さんよ
夢か現実か
ドクターコトー診療所の美しくも儚い世界観が崩されることなく、16年の月日が過ぎたことを再現されているのを見て、それだけでまず感動しました。
コトー先生や村の人も相変わらず優しいゆったりとした時間。たけひろくんが、みんなが期待した医者となり帰ってくるはかなわなかったのがやはり、残念でした。
コトー先生ががむしゃらに頑張って頑張って倒れてしまうときに、村の人たちの行動がえ?と思うものでした。みんなでただただ名前を呼ぶのではなく、駆け寄るなり、ささえたりして欲しかったです。
ラストは、夢なのか、天国でのことなのか、願望なのか、それとも幸せな現実であることなのかが、見る人に任されてるのかと思わせるようなラストでした。誰もが見ても現実であるというハッピーエンドが良かったです。
待っていた!お帰りなさい!
まさかの映画に凄くうれしかったのですが、正直ツッコミどころが多く粗がありました。それでも、良い映画だったのは間違いないのですが、もうちょっと何とかならなかったのだろうか。
そう思ってしまった原因はいくつかあります。
1,コトー先生が病気!しかもラストどっち?
2,島民があまりにも身勝手
3,倒れたコトー先生に誰も近寄らない
そりゃー研修の先生が言いたいのもわかります。凄く正しい事言っているのに、島の人から冷たい人扱いは酷い!でも、この映画で戻ってきてくれたのは、タケヒロ君です!
ちょっととんでもない設定だったのですが、今は一般人なので時間的都合もあるだとうからこうなったのかな?って。
吉岡さんも言ってましたが、これで本当に終わり、続きあるとしたら研修医の先生を主人公にした続編をって。
見てみたいと思いますが、コトーはコトーだよって思っちゃいました。こんだけ言っていますが、正月にノーカットで放送されるので、なんだかんだで楽しみです。
Dr.コトーが繋いだ島の未来、新たな希望
映画版のDr.コトーはテレビ版の続編として、スタッフやキャストが再び集結して作られた作品です。
しかし、ただの続編ではなく、医療過疎や人口減少に直面する島の未来や命の尊さ、島の人々の変わらぬ愛と強さを1本の映画の中で丁寧に描いていました。
長く愛されてきたシリーズの締めくくりとして、とても美しく終わりを描いていたと思います。コトー先生は劇中で病に倒れますが、それでも懸命に、最後まで島の人々の命を救うために闘った姿に深く心を揺さぶられました。
最後、コトー先生の生死は明確に描かれなかった点も、儚くて切なくも美しい終わり方だったと私は思います。
コトー先生の「人を救う」という意志を継いだ若い後継者たち、そしてコトー先生と彩佳さんの間に生まれた新たな命が新たな島の未来を作っていくのだという、力強く希望に満ちた物語の結末を観ることができて、寂しさと共に、命の尊さを教えてくれたDr.コトーシリーズに敬意を抱きました。
僻地医療の難しさ、僻地医の幸せを問題提起した作品。
テレビドラマDr.コトーの十数年後を描いた作品。非常にざっくり言ってしまえば、コトー先生の後継者探しに失敗し、コトー先生に頼りきったことを描いた作品です。
何事もそうですが仕事を1人に任せ、代用が効かなくなった結果、その人がいなくなると全てが崩れる、その人の幸せはなくなると、そういうことです。
控えめに言ってバッドエンドなので原作好きにはやや複雑な作品になると思います。あの研修医もコトー先生に感銘を受けて島に残ることもないでしょう。ラストシーンは意図的にぼかした表現でしたが、まあ結果は察せるでしょう。
総評として、コトー先生が守ってきた島の美しさをとても感じられると同時に、これからどうするの?という不安も残る作品です。
「ドクターコトー診療所」の感想と評価口コミを書く(ネタバレ考察あり)
「ドクターコトー診療所」の作品情報
基本情報
タイトル | Dr.コトー診療所 |
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読み方 | ドクターコトーしんりょうじょ |
原作 | 山田貴敏 |
監督 | 中江功 |
脚本 | 吉田紀子 |
上映日 | 2022年12月16日 |
上映時間 | 135分 |
配給 | 東宝 |
作品概要・あらすじ内容
映画「Dr.コトー診療所」は、ドラマ放送から16年後の物語を描いた続編です。美しい孤島・志木那島の診療所で働く医師、五島健助(吉岡秀隆)が主人公で、島民すべての命と日々向き合っています。
看護師の五島彩佳(柴咲コウ)は、東京での治療を経てコトーと結婚し、妊娠7か月という高齢出産に挑む姿が描かれています。
他に漁師の原剛利(時任三郎)、彼の息子で医者を目指す剛洋(富岡涼)、スナックの店主・西山茉莉子(大塚寧々)、漁労長の安藤重雄(泉谷しげる)、診療所を手伝う市役所職員の和田一範(筧利夫)、彩佳の両親、そして他の看護師たちが登場します。
この映画は、孤島での医療活動とそこで生まれる人間関係、家族の絆、地域社会の温かさなどを描いており、島の医師としての葛藤や成長、住民たちの生活と心情が織り交ぜられています。美しい自然の中で展開するドラマチックな物語が魅力の作品です。