「アーヤと魔女」みんなの感想評価評判!ひどいつまらない?面白い?
外国の話しなので、日本人にはなじめないかもしれません。
物語は原作者がダイアナ・ウィン・ジョーンズさんなので、日本人にはなじめないかもしれません。また、魔女や孤児院の話しもあり、そういう話しに慣れていないとわからないかもしれません。
声優は主役の平澤宏々路さんはまだ、17歳と若いですが、最近ではドラマの「高杉さん家のおべんとう」にヒロインとして出ていて、実力もあります。また、共演者はベラ・ヤーガ役の寺島しのぶさんやマンドレーク役の豊川悦司さんなど、声優としては豪華な顔ぶれで、私の世代だと喜んでしまいます。
音楽は作曲家の武部聡志さんが担当していて、ピアノも武部さんが弾いていると思われます。武部さんらしい、ジャズ風の音楽になっていると思います。終わり方はちゃんとハッピーエンドになっているのが良かったです。
「アーヤと魔女」に隠された魔法のような魅力
「アーヤと魔女」を観て、最初はジブリの新しい試み、3DCGに少し戸惑いました。でも、物語に深く入り込むうちに、その新鮮な表現方法がアーヤのキャラクターと不思議な世界観を引き立てていることに気づきました。
アーヤのひねくれた性格や、彼女が繰り広げる小さな反抗が、なんとも言えず愛らしく、リアルな10歳の少女の姿を思い出させます。
映画の中で特に印象的だったのは、アーヤがベラ・ヤーガの家で過ごすシーンです。彼女の頑張りや、時に見せる子供らしい無邪気さが、観る者の心を掴みます。また、マンドレークというキャラクターも独特で、彼の存在が物語に深みを加えていました。
音楽もこの映画の大きな魅力の一つです。ロック調のサウンドトラックが、アーヤの冒険にピッタリ合っていて、新しいジブリの世界観を感じさせます。
ただ、物語の終わり方には少し物足りなさを感じました。もう少しストーリーが続いてほしかったなというのが正直な感想です。
全体的には、ジブリが新しい挑戦をした「アーヤと魔女」は、従来のジブリ作品とは一線を画す魅力があり、新しい試みに対する期待感を持たせてくれる作品でした。アーヤのキャラクターが持つ独特の魅力や、映画全体の雰囲気が、観る者を不思議な世界へと誘います。
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「アーヤと魔女」の作品情報
基本情報
タイトル | アーヤと魔女 |
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読み方 | アーヤとまじょ |
原作 | ダイアナ・ウィン・ジョーンズ |
監督 | 宮崎吾朗 |
脚本 | 丹羽圭子 郡司絵美 |
上映日 | 2020年12月30日 |
上映時間 | 82分 |
配給 | 東宝 |
作品概要・あらすじ内容
『アーヤと魔女』は、スタジオジブリが手掛けた初のフル3DCGアニメーション映画です。この作品は、1990年代のイギリスを舞台に、孤児院で育った賢くて強い意志を持つ10歳の少女アーヤが主人公。
彼女は魔女のベラ・ヤーガに引き取られますが、期待された魔法の修行は一向に始まらず、アーヤは自身の知恵と黒猫トーマスの協力を得て、状況を打破しようと奮闘します。
アーヤは自分の思い通りに事を運ぶ才能を持ち、その振る舞いは一見わがままに見えるかもしれませんが、彼女の「したたかさ」は生き抜くための賢さとして描かれています。
この新たなタイプのジブリヒロインは、子供たちに自己主張の大切さを、大人たちには柔軟な思考の重要性を教えてくれるでしょう。
興味深いのは、アーヤが特別な扱いを受ける理由です。それは彼女の母親との関連が大きく、物語に深みを与える要素となっています。また、3DCGによる表現は新しい試みであり、ジブリ作品の新たな魅力を引き出しています。
ただし、この新しい表現方法については賛否両論あり、伝統的な2Dアニメーションに比べて意見が分かれるところも興味深いポイントです。
この映画は、ジブリ作品としては一風変わった存在で、その独特なキャラクターとストーリーテリングが、観る人によって異なる感想を引き出す作品と言えるでしょう。
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