「ミステリと言う勿れ」みんなの感想と評価口コミ!面白い?つまらない?
ミステリと言えばこれ
「ミステリと言う勿れ」の世界観にのめり込むような、俳優さんたちの演技力とセット。終始、ドキドキワクワクが止まらなく、つまらないシーンが1度もないくらいにとても楽しかったです。
犯人にたどり着くまでの道のりが1番面白く、さまざまな手がかりを見つけながら、犯人を当てていくのはとてもエキサイティングでした!演者さんの演技力が凄くて、ラストシーンは私自身も涙しそうになりました。
セットの中で、1番凄いなと思ったのが倉。薄暗くて、汚さを求められた。あとは、見た目がすごく怖い日本人形。リアルさ半端なくて、とても怖かったです。道具にまでこだわったのだろうと思いました。
映画を見終わったあとは、一緒に観に行った人と「やっぱりあの人が犯人だったかー」なんて言いながら、すごくニコニコしてました。大満足の映画でした。
ミステリだけでは終わらない、タイトルに偽りなし
菅田将暉が大学生役をやるとのことでしたが、特に違和感は無かったです。原作を読んでいた友人と観ましたが、良かったと言っていたので、原作ファンにもお勧めできる作品だと思います。
ストーリーに関してはかなり王道な遺産相続にまつわる謎解きを題材に話が展開されます。前半は遺産やそれを取り巻く人間関係の蟠りが解け穏やかに終わりますが、遺産の謎解きに隠された本当の理由が明らかになるにつれて後半は一気に加速します。
トリックやミスリードについては他作品でもよく見るものが使われていますが、出てくる伏線は全て回収する為、話の展開が丁寧で万人受けしやすいと思います。ネタバレにもなりかねますが、ミステリーで登場する良い人は、大抵裏があります。
ここで終わってはただのよくあるミステリーで片付いてしまいますが、タイトルにもある通り、哲学的な面も散りばめられているのが本作の大きな特徴だと思います。本作では「女性の幸福」と「周りが子供に与える影響」2つに関して触れられています。
前者については、「女の幸せという言葉に騙されてはいけない」というのが多様化の現代社会にぶっ刺さります。世間や親が押し付ける幸福ではなく、一個人、一人の人間としての幸せを尊重すべきだと感じました。
後者については「子供は乾く前のセメント」というのが強く印象に残っています。周りの影響で下手に跡を付けてしまい、歪んだ心になってしまわない様、考えて行動するのが大人の役割だなと思いました。
映画としての完成度は非常に高く、続編に期待しつつ原作を読みながら待ちたいと思います。
色々心に突き刺さる映画
ドラマを見てなくてももちろん観られますが、主人公の性格を受け入れるのはドラマ見てからの方がいいかもしれない。何故なら、1話でも言われていましたが、なんかむかつく大学生にも見えるからです!
さて、今回の映画は主人公も言っていますが、犬神家の一族に似ている様で似ていません。正直、コナンとか金田一とか見ていると、台詞の一つ一つが気になるので、犯人は直ぐ分かってしまいます。
しかし、そこは置いておいて主人公の台詞です。話題にもなっていましたが、子供をスパイにしようとした人物に、子供そういう事をすると消えない傷になることをコンクリートの様だと表現しています。
固まってしまったコンクリートは確かに消える事はないですよね。この原作はまだまだ続いているそうなので、ドラマでもスペシャルでも2期でも期待したい作品ではありますね。
映画のラストでは、あんだけ仲が悪かった人たちが、仲良くなっていてほっこりです。映画ランキングに今も入っているこの作品は、アカデミーいくんじゃないかと個人的に思っています!
期待を裏切らない犯人
映画のミステリと言う勿れをみました。ドラマの中でも主人公役の菅田将暉さんが演じる久能整くんは、相手に話し方や相手を追い詰める論破するシーンはすごく見応えがあります。
犯人もこのひとじゃないなと見せかけて、重要な人が犯人という流れで見ていてドキドキします。菅田将暉さんが広島の観光地を訪問するシーンもあり、見ていて原爆ドームや美術館など行ったことある場所だったのでテンションがあがりました。
菅田将暉さんが演じる久能整さんが1人が好きですが、周りの人が関わるシーンでパンツを洗濯されるシーンは笑があり面白かったです。漫画も見たことがありますが、映画のスクリーンでみていると会話の掛け合いがスムーズでみていて好きです。
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「ミステリと言う勿れ」の作品情報
基本情報
タイトル | ミステリと言う勿れ |
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読み方 | ミステリというなかれ |
原作 | 田村由美 |
監督 | 松山博昭 |
脚本 | 相沢友子 |
上映日 | 2023年9月15日 |
上映時間 | 128分 |
配給 | 東宝 |
作品概要・あらすじ内容
映画『ミステリと言う勿れ』は、田村由美の同名漫画を原作とし、菅田将暉主演の実写ドラマを映画化した作品です。この映画は、広島を訪れた大学生・久能整(菅田将暉演)が、名家「狩集家」の遺産相続問題に巻き込まれるストーリーを展開します。
久能整は天然パーマの特徴的な容姿を持ち、彼が遭遇する謎や事件を解決していく過程が描かれます。
映画は、松山博昭の監督のもと、松下洸平、町田啓太、原菜乃華などの豪華キャストが出演。物語の舞台となる狩集家は、その豪華な屋敷や広大な庭園を背景に、一族間の複雑な関係や隠された秘密が次々と明らかになります。
映画は、独特なキャラクターと謎解きの魅力を融合させた作品として、多くの観客を惹きつけています。