「月が導く異世界道中」みんなの感想評価とネタバレ考察
癖になる異世界転生物
異世界転生モノですが、異世界転生には珍しく、和風や和の要素がかなり強く出ている作品です。キャラクター達も皆かなり個性が強く、ユニークで毎回毎回かなり濃い時間を過ごせる様な作品だと思います。
また声優陣は超が付くほど豪華な面々が揃っており、声優に詳しい方ならきっとEDのクレジットを観て、え!?こんな豪華なメンバーが1つの作品に揃ってるの!?と思う事間違いなし。
更にはストーリーも良い意味で馬鹿馬鹿しく楽しく明るい部分と、少々シリアスな部分が絶妙にマッチしており、1度観始めたら結構クセになるんじゃないかと思います。
また、キャラクター同士の掛け合いや台詞の言い回しのセンスは中々良いものがあり、話の面白い友達と休み時間にふざけて絡んでいるような空気感も堪らないながら、メタ発言の様な台詞も多く、全体的にあらゆる面で造り込みの素晴らしい作品と言えます。
最新話もかなり続きの気になる所でEDを迎えているので、今から次回がとても楽しみです。
主人公真の今後についての期待
異世界転生者の主人公である真は、その世界に住んでいたという両親の跡を追って、旅をしており、ヒューマンの町ツィーゲを目指している。トアとリノの姉妹の他、前の町の人たちを連れての旅である。
この道中もまさにハーレム状態なのだが、真にその感覚がなく、折角のハーレムがスルーされている。今一つわからないのが、真が何を考えているのかで、何となく流れに身を任せているのではないかと思っている。
確かに異世界で何をどうして良いのかもわからないので、両親の跡を探しつつ、旅しているということなのだろう。黒蜘蛛のミヨと今は武者修行中の竜のともえに、支えてもらいながら、真は今後、両親の痕跡に出会うものと期待している。
一体どんな痕跡を見つけることができるのだろうか。そして、真は異世界から戻ることができるのかも気になるところである。
女神様に嫌われてもヒューマン意外の多種族とは仲良しで自分の国を作ってしまう最強少年の物語です。
高校生の真は部屋でまったりしていると、神様の所へ飛ばされて何やら説明を受けた後に異世界へと行く事になるけど、異世界の女神は迎えに来ても挨拶は無いし、真が不細工だと荒野の最果てに捨ててしまう自分勝手な女神様だったのが笑えます。
真の足元に穴を開けて落とすなんて、女神は死ぬのを期待しているようにしか思えなかったですね、元の世界の神である月読様が、能力のほとんどを使って助けてくれたから良かったけど、2柱のギャップに月読様の素晴らしさが輝かしいです。
女神はヒューマンを愛しているようで、真にはヒューマン以外の言葉が分かるようにしたのは最初酷いと思ったけど、色々な種族と仲間になって良かったです。
最初に知り合ったハイランドオークのエマを助ける為に、上位竜の蜃と戦う事になったけど、月読様から貰った力がチート過ぎて圧倒的な強さで勝ってしまったのは爽快だし、蜃が真の記憶を見て時代劇にハマったのは笑えます。
第一の配下になって仲間が出来たのは良かったし、巴という名前を貰った蜃が持つ亜空での生活が始まって、拠点が出来たのはこれからが楽しみです。
亜空に厄災の黒蜘蛛と呼ばれる澪が侵入して来た時は焦ったけど、真の力に屈服し、第二の配下に勝手になってしまったのは笑えました。
真が人間に会いたいとヒューマンの街に行くと、武器を持った人々が門の前に集合していて総攻撃されたのは笑えたけど、巴と澪にヒューマンに真は魔王が複数来訪したように見えるなんて力の凄さを感じました。
それから力を抑える鍛錬と文字の勉強をして、ヒューマンの街に行くと悪者に食い物にされている姉妹を助けてあげるけど、巴と澪がやり過ぎて街を破壊してしまったのは笑えました。
問題はあったものの一件落着して良かったし、真達はこれから何をするのか楽しみです。あと注目ポイントは巴が時代劇好きなので、所々で時代劇風な感じが登場するのは面白いし、次回予告の効果音がまさに時代劇風なのは気分上がります。
真の声を担当する花江夏樹さんは勿論、巴や澪の声の担当さんも人気声優の佐倉綾音と鬼頭明里さんで豪華です。
最初にちょっとしか登場しない月読様に前野智昭を起用しているのも贅沢ですね。物語は始まったばかりなので、新キャラにどの種族でどんな人物が登場するのか楽しみだし、声優さんも誰が担当してくれるのか楽しみです。
真の異世界ハーレムと旅の行方について
異世界転生者の主人公である真は、旅の道中、様々な女性と知り合っていきます。竜だった「ともえ」や黒蜘蛛だった「ミヨ」、そして、女の子の姉を助けますが、転生前の後輩女性にそっくりで驚きます。
仲間になる女性がいずれも美人で色気があり、これからも、真のハーレム状態がどんどん充実していくのではないかと思うと、とても楽しみです。ただ、真自身はハーレム状態を望んでいるようには見えず、自然とハーレムになっている感じがします。
また、一方で物語はバタバタと進んでおり、どこに向かっているのか気になります。真の両親がこの世界で生活していたという情報を掴むことができるのでしょうか。真と仲間たちとの冒険の旅の行方も楽しみです。
モンスターを従えての道中記
コミカルな感じの異世界転生モノで、とにかくドタバタしているのが特徴です。ヒューマンとの交流が出来ないことになっているため、主人公・真は亜人やモンスターと組むことになります。
成り行きで上位竜・蜃を退治しようとするのですが、蜃に気に入られてしまい、大きく状況が開けてきます。蜃の治めている亜空に亜人の町を作ることになり、そこの領主となる真。
彼自身はほぼ何もしないのですが、周囲に集ってきた亜人により発展していくのがなかなか面白い点です。また蜃と「災厄の黒蜘蛛」と呼ばれる上位モンスターと主従契約したことで、真の周囲は盤石となりました。
それぞれ巴、澪と名付け、側近として重要な役割を担っています。また、蜃は時代劇がお気に入りで、その趣味が反映されています。ファンタジーと時代劇が入り組んだ不思議な雰囲気がこの作品の魅力でしょう。
シリアスな場面もありますが、大体ドタバタした内容で突っ込みどころが多い作品となっています。
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「月が導く異世界道中」の作品情報
基本情報
タイトル | 月が導く異世界道中 |
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読み方 | つきがみちびくいせかいどうちゅう |
原作 | あずみ圭 |
アニメーション制作会社 | C2C |
アニメ放送期間 | 2021年7月~ |
話数 | 全12話 |
アニメ放送局 | TOKYO MXほか |
声優(CV)・キャスト | 深澄 真(みすみ まこと)役:花江夏樹 深澄 巴(みすみ ともえ)役:佐倉綾音 深澄 澪(みすみ みお)役:鬼頭明里 女神役:上田麗奈 月読命役:前野智昭 エマ役:早見沙織 ベレン役:辻親八 ライム・ラテ役:八代拓 パトリック=レンブラント役:井上和彦 モリス役:佐藤正治 |
あらすじ・ストーリー
平凡な高校生だった深澄 真は、とある事情により“勇者”として異世界へ召喚された。しかしその世界の女神に「顔が不細工」と罵られ、“勇者”の称号を即剥奪、最果ての荒野に飛ばされてしまう。
荒野を彷徨う真が出会うのは、竜に蜘蛛、オークやドワーフ…様々な人ならざる種族。元の世界との環境の違いから、魔術や戦闘においては常識外な力を発揮する真は、様々な出会いを経て、この世界でどう生き抜くのか……
神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー開幕!
引用元:「月が導く異世界道中」公式サイト